おかしく切ない 7人の女優が“女性器”について語る衝撃作
1996年にニューヨーク、オフ・ブロードウェーで初演されるや大反響を巻き起こした衝撃の舞台が14~18日、神奈川芸術劇場大スタジオで上演される。
「ま○この話~あるいはヴァギナ・モノローグス~」(訳・演出=谷賢一)。
アメリカ人劇作家、イヴ・エンスラーが、年齢も人種も職種もさまざまな女性200人以上に「女性器」についてインタビューして書いた「ヴァギナ・モノローグス」の日本版。
挑戦するのはユニット「ON7」(オンナナ)のメンバー7人。小暮智美、尾身美詞、安藤瞳(以上青年座)、渋谷はるか(文学座)、吉田久美(演劇集団円)、保亜美(俳優座)、宮山知衣(テアトル・エコー放送映画部)。
どんな物語かといえば、「私のアソコが大嫌いと思っていたが、ある日、さえない男と一夜を共にする。しかし男には異常な趣味があり……」(彼がまじまじ見るから)など10編。
おかしく切ない、生のエネルギーに満ちた、女性たちによる人間賛歌。
「あけすけなセリフが飛び交いますが、男性にもぜひ見てほしい舞台です」(尾身)
“女性自身”をぜひナマで。