舞台演出に挑戦 小泉今日子の“手腕”に演劇評論家が太鼓判

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 かつては「アイドル歌手」の代名詞、2013年にはNHKの朝ドラ「あまちゃん」で女優として再ブレークを果たした小泉今日子(50)が、今度は舞台演出&プロデュースを手掛けるとして、演劇界で話題になっている。

 このところ、吉永小百合(71)は「ふしぎな岬の物語」で初プロデュース、黒木瞳(55)が「嫌な女」で初監督を務めるなど、女優の“異業種挑戦”が花盛りだが、いずれも、もともとは演技育ちの人たち。それを「歌手出身」の小泉で大丈夫かというわけだ。

 過去に「高き彼物」(09年、本多劇場)と「頭痛肩こり樋口一葉」(13年、紀伊國屋サザンシアター)という小泉主演の舞台を2つ見ている演劇ジャーナリストの山田勝仁氏はこう言う。

「すでに数々のテレビドラマで活躍している人ですから、演技はシッカリしていました。当初はドラマと違って舞台は声が命ですから“ちょっと届かないかな”と思いましたが、『樋口一葉』の時はだいぶ改善されてきましたね。今は安心して見ていられると思います」

 とはいえ、それも「舞台女優」としての話。演出となると、また別の話じゃないのか。

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