有森隆
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有森隆ジャーナリスト

 30年余、全国紙で経済記者。豊富な人脈を生かし、取材・執筆活動中。「カルロス・ゴーン『経営神話』の自壊」(「月刊現代」2004年9月号)、「C・ゴーン『植民地・日産』の次の獲物(ターゲット)」(同09年1月号=最終号)などを執筆。ゴーン会長の欺瞞性を鋭い筆致でえぐり出した。この仕事ぶりが、今、再び脚光を浴びている。

不二家<上>“バブルの象徴”銀座ビルを坪2億円超で売却か

公開日:

 ペコちゃん、ポコちゃんのキャラクターでおなじみの不二家は「不二家銀座ビル」を2017年11月末に売却し、17年12月期に譲渡益190億円を特別利益として計上した。

 不二家のシンボルといわれるこのビルは銀座6丁目の一等地にあり、敷地は296平方メートル。ビルは地上8階・地下2階。1~2階は洋菓子販売子会社のダロワイヨの本店。3階には子会社が運営するレストランが入居。他のフロアは空き部屋だった。

 17年4月、銀座6丁目に開業した複合商業施設「GINZA SIX(ギンザシックス)」が、銀座の新名所になった。

 不二家銀座ビルの向かいにギンザシックスが開業したこともあって地価が上がったため、売り時と判断したのだろう。不二家は売却先や譲渡価格を明らかにしなかった。

 国税庁がまとめた路線価(18年1月1日現在)によると、33年連続で日本一となったのが銀座5丁目の鳩居堂前。1平方メートル当たりの価格が4432万円。過去最高だった17年の4032万円を9.9%上回った。

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