横綱・稀勢の里が流血! 出稽古に来た嘉風の頭が顔面直撃
すわ、一大事か!
親方の腰が浮き、関取衆は硬直、報道陣も騒然とする中、横綱稀勢の里(30)の眉の上からポタリ、ポタリと血が滴り落ちた。
12日開幕の3月場所に向けての稽古中、出稽古に来た嘉風の頭が横綱の顔を直撃。稀勢の里はすぐさま病院に行き、11針縫う処置を受けた。
部屋に戻ってきた稀勢の里は心配する周囲に気を使ってか、それとも本心か、「こんなのケガのうちに入らないよ」と豪語。相撲取りにケガは付きものとはいえ、横綱として初めて迎える3月場所は欠場など許されない。
「ケガと病気にだけは気をつけて」というのが、周囲の願いである。