新横綱・稀勢の里も接近か 3月場所に“朝青龍注意報”発令

公開日: 更新日:

 注目が集まっているからこそ、油断は禁物だ。

 27日に発表された新番付の会見で、「うれしさ半分。身が引き締まります」と話した新横綱稀勢の里(30)。3月12日に初日を迎える3月場所では、いよいよ横綱として初めて土俵を踏むことになる。

 しかし、そんな角界のスターを「あの男」が見逃すはずがない。それが第68代横綱・朝青龍だ。

 現在は母国モンゴルでビジネスを展開しているが、ここにきてテレビやスポーツ紙などで取り上げられる機会が増えた。稀勢の里が優勝した直後は、「三段目時代の03年、優勝決定戦に敗れて泣いていた時、朝青龍に『その気持ちがあれば強くなれる』と励まされた」というエピソードがスポーツ紙に掲載された。

 最近ではバラエティー番組に出演し、現役時代のサッカー事件を語っていた。その中で「総資産は100億円」などと話していたが、ある角界OBは「それは疑わしい」と、こう続ける。

「商売はあまりうまくいってないと聞いていますけどね。大失敗だったのが、首都ウランバートルから数十キロ離れた草原に造ったリゾート施設。オープン当初は海外のVIPを招くなど好調だったが、値段が高すぎてモンゴル国民はほとんど利用できず。今では閑古鳥が鳴いているそうです。何より、朝青龍自身の信用がダダ下がりですから」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」