弟子の稽古より“政治活動”にご執心だった…“パリピ”白鵬の指導熱心はどこまで持つのか

公開日: 更新日:

 大きな一歩になるのか。

 部屋の一時閉鎖に伴い伊勢ケ浜部屋に転籍した宮城野親方(39=元横綱白鵬)。同部屋での初稽古となった8日は、白まわしを締めて力士を指導したという。

 白鵬は自らのまわし姿を「久しぶり」と話したが、親方のひとりは「じゃあ、これまで何を教えていたのか」と、こう続ける。

「よほどの大ケガで現役生活に終止符を打ったのならまだしも、引退間もない親方は自ら胸を出して力士を指導するのは当然。まして、白鵬は39歳と若い。それを『久しぶり』なんて弟子の指導をサボっていたと思われても仕方がない」

 なにしろ白鵬は、宮城野部屋時代から、弟子の指導以上に“政治活動”に熱心だったともっぱらだ。

「白まわしで弟子に稽古をつけることもあったが、それよりも人脈づくりやカネ持ち、有名人との交流に熱心だった。東でパーティーがあれば喜んで参加し、西でイベントが行われれば飛んでいく。カネ儲けの話にも、いろいろとクビを突っ込んでいました。そっち方面のフットワークは驚くほど軽くて、海外まで足を運ぶこともあったほどです。部屋付きの間垣親方(元幕内石浦)が主に指導していたとはいえ、弟子とて石浦に教わりたくて宮城野部屋に入ったわけではありませんから」(タニマチ筋)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘