SUPER EIGHT大倉忠義が歩む“シン貴族”への道 「鳥貴族」40周年で父子初のコラボ

大倉さん父子のパーソナリティーあってこそ

父子初の共演に終始笑顔（Ｃ）日刊ゲンダイ

「今回の父子共演は、芸能界の価値観の変化を示す象徴的な出来事だと思います。木村拓哉さんが結婚した時のように家族の存在をなきものにする“古いアイドル観”から、家族をアピールするほうがむしろ『ほほえましい』と温かく迎えられるようになった。これがスムーズにできたのも、大倉さんの20年の芸能活動と鳥貴族の創業40年の実績、面白おかしく家族愛を伝える大倉さん父子のパーソナリティーあってこそ。コラボメニューにも旧メンバーの“8人”にこだわるあたり、ファンへの配慮も欠かさず、肯定的に受け入れられるでしょう」

　メンバーの村上信五（43）も23年から農業事業などを手がける企業で非常勤の事業開発担当に就任。芸能活動の合間にリモート会議などに参加するなど副業で話題に。大倉も今回のコラボを機に、鳥貴族ほか父の会社経営に参画するのではないか、という声もあがっている。

「ビジネスに目を向け、芸能界の新しい風を先陣を切って進められるのが、実はSUPER EIGHTらしさなのかもしれません」（前出の川内氏）

　2月に結婚と妻の第一子妊娠を発表したばかり。大倉は「シン貴族」へと進化を続けているようだ。