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魚介、乳製品、コメも…猛暑が招く深刻「食糧クライシス」

 この夏、熱中症による救急搬送者はすでに全国で3万人を超える。こう猛暑が続くと参ってしまうが、この異常気象は深刻な食糧難まで引き起こしている。

 北海道沿岸では、7月末のサンマの水揚げ量が記録的不漁だった昨年同期比10分の1。アカウニの名産地山口県では、今シーズンの漁獲量が昨年の3割程度だったという。

「いずれも海水温の上昇が原因とみられています。昨年6月、世界銀行が発表した気候変動についての報告書によれば、近い将来、海水の酸性化や水温上昇でサンゴ礁が減り、フィリピン南部では漁獲高が半減するなどと予測されています」(環境ジャーナリスト)

 豚肉も大打撃だ。食肉大手はハム・ソーセージの価格を平均10%値上げ中だが、「現在の高騰は豚流行性下痢だけでなく、昨夏の猛暑によって出荷頭数が減ったことにある。今年も猛暑なので出荷が減り、来年の豚肉価格への影響は必至です」(市場関係者)。

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