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サバもカツオも激減…政府の“怠慢”で「和食文化」大ピンチ

 ニホンウナギが国際団体から絶滅危惧種に指定されて大騒ぎだが、乱獲などが原因で漁獲量が激減しているのはウナギだけじゃない。クロマグロ、スケトウダラ、サバ、カツオ……。

 ホッケも最近、魚体が小さくなってきたという。
「例えば太平洋で水揚げされるクロマグロ。ほとんどが未成魚で、スーパーで安い刺し身として売られています。まだ成長しないうちに取り過ぎてしまうことで、産卵可能なクロマグロの資源量はいまや過去最低の水準に近づいています」(水産ジャーナリスト)

 そうしたことから、水産庁は今年3月、有識者を集めて「資源管理のあり方検討会」を設置。7月にも報告を取りまとめる方針だ。

 実は、日本の資源管理の方法はほとんどデタラメだという。漁獲可能量(TAC=Total Allowable Catch)という管理規定はあるものの、その対象はわずか7種類の魚(サンマ、マアジなど)だけ。マグロもウナギも入っていない。そのうえ、生物学的漁獲可能量を上回るTACが設定されていたりするから、乱獲による激減は当然の帰結なのだという。

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