著者のコラム一覧
田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

悠仁さまが“定員3人”の狭き門・筑波大AC入試も余裕でクリアできるワケ…9月初めにも明らかに?

公開日: 更新日:

悠仁さまの大学選びは9月初めに明らかになる可能性が高い」と自信ありげに語るのは都内有数の中高一貫校で進路指導を務める教諭だ。

 第1候補とみられる東大の推薦入試(学校推薦型選抜)の日程が先日発表されたが、出願受け付けが始まるのは11月1日。それがなぜ2カ月も早まるのか。同教諭によると、悠仁さまが狙う大学は東大ではないという。本命視するのは第2候補とされてきた筑波大への推薦。ただし、予想されていた学校推薦型選抜ではない。

 筑波大の推薦入試は大きく分けて2種類ある。学校推薦型と、もうひとつはアドミッションセンター(AC)入試である。高校の推薦をもらう学校推薦型と違い、自らが推薦するいわゆる総合型選抜(旧AO入試)だ。9月2~4日が出願期間となっているAC入試を秋篠宮家は想定しているに違いないというのだ。ただし、このAC入試は非常に狭き門。筑波大の25年度の定員は学校推薦型512人(体育専門学群の90人を含む)に対し、AC入試はわずか41人(同8人)だ。

「文部科学省から安易な受け入れが学力低下を招いているとの指摘があり、09年度に国際総合学類のAC入試を廃止。以降、他の学群・学類(学部・学科)でも大幅に縮小していった」と筑波大の文系教授は振り返る。にもかかわらず、前出の進路指導が「AC入試が悠仁さまに最も向いている」と強調するのはなぜなのか。今でも募集を続けている中に、悠仁さまにピッタリの学類があるからだ。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  2. 2

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  3. 3

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  4. 4

    ドジャース内野手ベッツのWBC不参加は大谷翔平、佐々木朗希、山本由伸のレギュラーシーズンに追い風

  5. 5

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  1. 6

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  2. 7

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  3. 8

    維新のちょろまかし「国保逃れ」疑惑が早くも炎上急拡大! 地方議会でも糾弾や追及の動き

  4. 9

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  5. 10

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方