著者のコラム一覧
堀田秀吾明治大学教授、言語学者

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

自分は幸運と思えば幸運な結果を、不運と思えば不運な結果を招く

公開日: 更新日:

 私の新刊である「世界の研究101から導いた 科学的に運気を上げる方法」が発売されました。

 タイトルが示す通り、「運」について考えた一冊となっていますので、日ごろから「自分はツイていないな」などと考えがちの方は、ぜひお手に取っていただけるとうれしいです。

 私は、「運気」は池で、「運」が魚だととらえています。大原則として、運気という池は誰の前にも平等に存在しています。

 そもそも池に行き、そこに釣り糸を垂らすというチャレンジをする人の方が運の魚を釣り上げる確率が高まります。ですから、運気を上げたければ、まず釣り糸を垂らすという行動を起こすことが大切です。

 そして、自分で釣り糸を垂らすにしても、適当に糸を投げるよりも、魚がいそうな場所を狙って投げる方がよい釣果になりますし、技術や道具選びによっても釣れる確率は上げられます。

 運気を科学的に考えると、主に「統計学」と「心理学」の話に落とし込めます。運気の池に効果的に釣り糸を垂らすためにどうアクションをしていくか、そして結果(つまり、釣れた魚や釣れなかった事実)をどう受け止めるか……どういう心持ちでいるかということです。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑