著者のコラム一覧
堀田秀吾明治大学教授、言語学者

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

自分は幸運と思えば幸運な結果を、不運と思えば不運な結果を招く

公開日: 更新日:

 私の新刊である「世界の研究101から導いた 科学的に運気を上げる方法」が発売されました。

 タイトルが示す通り、「運」について考えた一冊となっていますので、日ごろから「自分はツイていないな」などと考えがちの方は、ぜひお手に取っていただけるとうれしいです。

 私は、「運気」は池で、「運」が魚だととらえています。大原則として、運気という池は誰の前にも平等に存在しています。

 そもそも池に行き、そこに釣り糸を垂らすというチャレンジをする人の方が運の魚を釣り上げる確率が高まります。ですから、運気を上げたければ、まず釣り糸を垂らすという行動を起こすことが大切です。

 そして、自分で釣り糸を垂らすにしても、適当に糸を投げるよりも、魚がいそうな場所を狙って投げる方がよい釣果になりますし、技術や道具選びによっても釣れる確率は上げられます。

 運気を科学的に考えると、主に「統計学」と「心理学」の話に落とし込めます。運気の池に効果的に釣り糸を垂らすためにどうアクションをしていくか、そして結果(つまり、釣れた魚や釣れなかった事実)をどう受け止めるか……どういう心持ちでいるかということです。

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