「インスリンボール」ができたときの注意点…重度の糖尿病患者が知っておくべきこと

公開日: 更新日:

 いまや糖尿病の薬は劇的に進化し、血糖値が下がるだけでなく、心血管イベントや腎機能低下予防などの効果が実証されている新薬が続々登場、糖尿病患者の環境は良くなっている。ならば、インスリン注射の利用者は少なくなったか、といえばさにあらず。いまも、インスリン治療を必要とする糖尿病患者数は多い。そんな糖尿病患者とその家族らに知っていてもらいたいのが「インスリンボール」ができた場合の対処法だ。糖尿病治療専門医で「しんクリニック」(東京・蒲田)の辛浩基院長に聞いた。

  ◇  ◇  ◇

「糖尿病(ヘモグロビンA1c6.5%以上)とその予備群(同6.0以上、6.5%未満)の患者数は2007年の2210万人から2016年には2000万人と減少しているとみられますが、それは予備群が減少したからで、糖尿病の患者数は890万人から1000万人と逆に増えたとされています。中程度以下の糖尿病患者の血糖コントロールは現在、さまざまな種類の糖尿病薬の登場とその適切な組み合わせの研究により大きな成果を上げています。しかし、膵臓の機能が低下してインスリンの分泌量が減少した重度の糖尿病患者さんは減っておらず、インスリン注射を使った治療は依然としてニーズの高い治療法です」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    木村拓哉の千葉支援に重なる“解散から10年”SMAPの絆 義援金2000万円を届けた行動力

  2. 2

    阪神・藤川監督に「裸の王様」の懸念 選手&スタッフを驚愕させた「コーチいびり」

  3. 3

    キムタク「千葉2000万円」vs 中居正広氏「能登3000万円」…芸能人義援金ランキングと、本当に問われていること

  4. 4

    米球界挑戦の横浜・織田翔希は間違いなく巨人入りに翻意する 松井監督誕生で見えた“説得の筋書き”

  5. 5

    巨人の「織田翔希1位強行指名」と28年前の「松坂騒動」…横浜希望が一転、西武入りした経緯を振り返る

  1. 6

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  2. 7

    藤川阪神から「コーチ大脱走」でFA補強に不穏な影…これほど雰囲気の悪い球団に誰が行く?

  3. 8

    新弟子に陰湿イジメ 引退勧告受けた貴ノ富士の呆れた行状

  4. 9

    茂木外相に「ウソ答弁」発覚! 高市首相「G7オンライン会合」ドタキャン疑惑で虚偽を重ねて墓穴

  5. 10

    テニス部キャプテンを務めた“スポーツマン”日村勇紀と“お嬢様”神田愛花が歩んだキャリア