中日立浪監督「ビリ回避なら続投説」は本当か…3年連続“安定の低迷”でも観客動員は絶好調

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「順位を一つでも上げれば続投」――。

 中日立浪和義監督(54)の去就に関して、球団周辺にはこんな声がある。

 就任1年目から2年連続最下位。3年契約最終年の今年は前半戦を折り返して、首位巨人と8ゲーム差の5位。3位DeNAとも5.5差で、Aクラス入りも危うくなってきた。

「それでも続投説が消えないのは、本拠地バンテリンドームの観客動員が絶好調だからです」とは、地元放送関係者。

「前半戦の1試合平均の観客動員は3万2341人。先日の巨人3連戦もすべて3万6000人超の大入りを記録した。コロナ前の水準を回復するどころか、過去最高だった2008年の3万3720人に迫る勢い。現在の最大収容人数は当時より約2000席少ないだけに、稼働率は歴代トップクラスです。落合中日時代は、『勝っても客が減る』と言われたものだが、今は負けても観客が増えている。球団の営業努力はもちろん、シーズンシートの売上を左右する地元財界の支持もある。立浪監督の貢献度は高い、と見る向きがあるのは確かです」

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