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地球8周分を走破 国道マニアの楽しみ

 紅葉が見頃を迎え、温泉やグルメを組み合わせたお出かけが楽しい季節になった。次の週末はドライブというサラリーマンも多いだろうが、たまには変わった遠出はどうか。「国道」をめぐる旅である。

 普段、何げなく目にしている国道の道路標識。逆三角形の角が丸くなったような形状で、上から「国道 1ROUTE」などと書かれている。これを「おにぎり」と呼ぶのが「国道マニア」といわれる人たち。全国に万単位で存在しているという。サイエンスライターの佐藤健太郎氏も、そのひとり。マニア歴17年で32万キロを走破した。3台の車を乗り換え、地球を8周したことになる。先月、「ふしぎな国道」(講談社現代新書)を上梓した。

「上には上がいて、38万キロを走ったという人もいます。月まで行ったのと同じですね。1年間で459本の全国道をコンプリートした人もいるし、最近は『何日でコンプリートできるか』を競ったりもされている。国道1号のタイムアタックもあって、ある人が15時間台の記録を出したら、1970年代に12時間台で走破したという人も出てきたり……。カギを握るのは、スピードではなく渋滞。どこかで必ず混雑する時間帯にぶつかるので、綿密な計画を立てて挑まなければ好記録は出せません。一口に国道マニアといっても、楽しみ方はさまざまです」

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