タイでマッサージ施術後の死亡者が相次ぐ…日本の整体やカイロプラクティック、リラクゼーションは大丈夫か?

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 年末年始にかけて渡航を考えている人は注意が必要だ。

 タイのマッサージ店で施術を受けた人の体調が悪化し、死亡するケースが相次いでいると報じられ、衝撃が走っている。

 現地メディアを引用したTBSの報道などによると、日本人観光客も多く訪れる南部のプーケットで7日、オイルマッサージを受けていたシンガポール人の男性が施術中に苦痛を訴え、病院に運ばれたものの死亡が確認されたという。また、東北部ウドンタニでも、マッサージを受けたタイ人女性が、脳浮腫などが原因で死亡。

 首都のバンコク市内には多くのマッサージ店が立ち並ぶタイ。同国保健省はマッサージと亡くなった人の症状について「医学的な関連はない」と発表しているが、住民や観光客からは不安の声が上がっている。

■無資格者による施術で発生した事故の情報が1483件

 日本でも近年は整体やカイロプラクティック、リラクゼーション、足裏マッサージなどを掲げる店が増加。これに伴って健康被害を訴える声も目立ち始めている。

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