著者のコラム一覧
中西文行「ロータス投資研究所」代表

法政大学卒業後、岡三証券入社。システム開発部などを経て、岡三経済研究所チャーチスト、企業アナリスト業務に従事。岡三インターナショナル出向。東京大学先端技術研究所社会人聴講生、インド政府ITプロジェクト委員。SMBCフレンド証券投資情報部長を経て13年に独立。現在は「ロータス投資研究所」代表。

経営再建にあえぐ企業が相次ぐ12月 日産自動車の下請け・孫請けはどうなる?

公開日: 更新日:

 企業にとって、年末は資金繰りに走り回る大変な時期。師ではないにしろ、まさに「師走」を迎えている。日産自動車や東芝、ユニチカ、イトーヨーカ堂などは人員整理を含む経営再建に喘いでいる。優秀な人材の流出、人材崩壊にも直面していよう。

 日産自動車は2024年の春闘で労働組合が要求した月1万8000円の賃上げについて満額回答していたが、11月7日に25年3月期の営業利益を従来の5000億円から1500億円に下方修正した。当然、その影響は、日産車体、ユニプレス、河西工業、ヨロズなど取引先企業におよぶ。多くの下請け、孫請けへ波及。厳しい師走である。

 日産自動車の株価は15年(最終取引日:円未満切り捨て)に1279円、18年880円、20年560円、24年12月6日には367円と下落している。この間、高配当利回り銘柄として人気があり、世界に先駆けて電気自動車(EV)を量産。ルノー(日産の筆頭株主)、三菱自動車(日産が筆頭株主)の3社連合で「スケールメリット」が生まれ、コストダウンも進むはずと個人投資家はNISAで購入していたはず。現状を見る限り、長期保有はリスクが高い。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希の選手会脱退に「情けないし、寂しい」 球界に広がった“第2の朗希”への危機感

  2. 2

    中傷動画疑惑に「ナメプ」連発の高市首相に大打撃! 共同通信の作成者証言報道を皮切りにメディア総攻撃開始

  3. 3

    中傷動画疑惑めぐる高市首相「虚偽答弁」の“証拠”出た! 木下剛志秘書の「回答書」公開され万事休す

  4. 4

    東京都内の選挙で自民また手痛い負け…「リベラル一掃を」と鼻息荒かった杉並区長選も暗い先行き

  5. 5

    大谷翔平が負傷して出血…ドジャース指揮官は軽症強調もサイ・ヤング賞に悪影響を及ぼす懸念

  1. 6

    ドジャース大谷6年連続オールスタースタメンに暗雲…建国250周年の地元票が生む“フィリーズ包囲網”

  2. 7

    高市首相に疑惑炸裂で「茂木新総裁」が急浮上 キングメーカー麻生太郎氏とも関係良好、経験値の高さも折り紙付き

  3. 8

    トンチキアイドル枠独占のM!LKが“ポスト嵐”に急浮上! イケメンからインテリまで幅広く

  4. 9

    高市首相、病気を理由に辞任? 囁かれるショートリリーフは麻生指名で「茂木敏充」か

  5. 10

    紙切れ一枚でクビに…怒りに任せて野球用具すべてを詰め込んだバッグごと、ゴミ箱にぶん投げて球場を後にした