止まらぬ円高 1ドル=99円なら大手企業は2兆円が吹き飛ぶ

公開日:  更新日:

 円高が急激に進んでいる。1カ月前は1ドル=113円台半ばだったのに、11日は107円台半ばまで円高が進行。1カ月間で6円も動いた。

「市場は1ドル=105円を見据えています。今月下旬から企業の決算発表が本格化しますが、円高の影響で2016年度の業績予想は低調でしょう。市場心理は冷え込み、株価は冴えない動きとなりそうです」(株式評論家の倉多慎之助氏)

 3月調査の日銀短観によると、16年度の大企業(製造業)の想定為替レートは1ドル=117円46銭。現状とは10円の開きがある。

「例えば、トヨタ自動車だと1円の円高で400億円の営業利益が吹き飛ぶといわれます」(市場関係者)

■自動車6社で754億円が“損失”

 日産自動車とホンダは110億円、富士重工は98億円、三菱自動車は21億円、日野自動車は15億円の営業利益を失う。トヨタを含めた自動車6社で754億円に達する。10円の円高だと、7540億円の営業利益が消えてなくなるのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    M-1芸人の暴言騒動で存在感 上沼恵美子の“女帝エピソード”

  2. 2

    お笑い界追放か とろサーモン久保田の“有名だった酒グセ”

  3. 3

    国家公務員ボーナス支給 実は日産ゴーン並みの“過少発表”

  4. 4

    水道民営化で特需か 仏ヴェオリア日本人女性社長の“正体”

  5. 5

    暴言騒動の久保田&武智…“じゃない方”はブレークの好機か

  6. 6

    上沼恵美子に暴言 スーマラ武智「更年期」の致命的無理解

  7. 7

    許せないのは金本監督を切った後の阪神の「作法の冷酷」さ

  8. 8

    長男が名門私立小へ 小倉優子“不屈のシンママ魂”で再婚も

  9. 9

    検査入院発表も…二階幹事長は2週間不在で“重病説”急浮上

  10. 10

    「興味ない」から余計に怖い…上沼恵美子“女帝”たるゆえん

もっと見る