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独自の雇用制度で受賞 経営者・栢孝文「麻雀で培った思考」

「2007年当時は社員の平均時間が月219時間でした。残業でいうと約60時間ですね。共同創業者が体調を崩して辞めてしまったこともあり、『これじゃいかん』と労働時間を減らす取り組みを続けたんです。結果、12年には月157時間、フリーワーキング制度導入後の16年には月147時間になりました。ここまで減らすと生産性を心配されるかもしれませんが、昨年は過去最高の売り上げを記録しました」

 オンライン麻雀ゲーム大手の同社の売り上げは、昨年6億6000万円(税抜)。前年比2000万円増だ。どうすれば、労働時間短縮と会社の成長を両立できるのか。

「社員がクリエーティブな仕事に割ける時間を増やすため、ルーティンの合理化・効率化を突き詰めたんです。パソコンのファイル名など社員ごとにバラバラだったルールの統一から始まり、社員が少しでも楽できるツールなどがあれば社内で共有。毎年業務効率テストを実施して、効率化の意識を高めています。結果、従来は3時間かかっていた作業がボタン1つでできるようになったものもあります。それでは仕事がなくなってしまう、という議論もあるかと思いますが、それなら、もっと意味のあるほかの仕事をすればいい。当然、会議も狙い撃ちです。ムダを減らせばミスも減る。モノを作る側とチェックする側の時間が大幅に短縮されるんです」

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