西尾正道氏 原発汚染水の海洋放出は人類への“緩慢な殺人”

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 放射線治療はまさに放射線の光の世界です。しかし、医学部教育の問題もあり、医師もよく理解していません。放射線の治療と診断はまったく別領域なのに、日本では診断学と治療学に講座が分かれている医学部は3分の1しかありません。

 結果として日本のがん治療では放射線治療が上手に使用されていません。そのため放射線治療の啓発のために私は「市民のためのがん治療の会」という患者会活動を支援しています。科学や情報には常に表と裏、光と影が存在します。一番大切なことは科学的に議論をしていくことではないでしょうか。

(聞き手=平井康嗣/日刊ゲンダイ)

▽にしお・まさみち 1947年、函館市生まれ。札幌医科大学卒業後、国立札幌病院・北海道地方がんセンター(現北海道がんセンター)放射線科に勤務、約40年間がん治療の現場で放射線治療を続ける。2013年4月から現職。「市民のためのがん治療の会」を主宰。07年北海道医師会賞、北海道知事賞受賞。医学領域の専門学術論文など著書多数。

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