巨人vs阪神またもドラフト場外戦勃発!1巡目指名8年で5回モロかぶり…中日とヤクルトも参戦か
伝統の一戦はグラウンド内にとどまりそうにない。
セ・リーグ優勝を決めた阪神とV逸した巨人が、今秋ドラフト1位の最有力候補に創価大の大型内野手である立石正広(4年=右投げ右打ち)をリストアップしているというのだ。
三塁、二塁を守り、180センチ、86キロのドッシリとした体格。逆方向へ大きな当たりを飛ばせるのが最大の魅力で、高川学園3年時の夏の甲子園では、バックスクリーンへ特大の本塁打を放った。創価大では1年春からベンチ入り。2年春にシーズン最多記録の5本塁打を放ち、打率5割、14打点で東京新大学リーグ三冠王に輝いた。
昨年11月の明治神宮大会では、4試合で2本塁打、6打点、大会新記録となる10安打の大活躍で準優勝に貢献。一気に今年のドラフト目玉候補に浮上した。
今春のリーグ戦も全12試合で5本塁打と16打点で2冠。2季連続優勝をもたらし、MVPになった「右の長距離打者」はどの球団も欲しい逸材だが、評価が高いのは阪神だ。「球団は『ポスト・サトテル』候補とみています」と古株の阪神OBがこう続ける。
「今季39本塁打、97打点で2冠が確実な主砲の佐藤輝明(26)が、早ければ来オフにもポスティングによるメジャー移籍が容認される可能性が浮上している。この3年間で2度のリーグ優勝を果たしたチーム状況も背中を押しそうだ。阪神はあと1年でサトテルの後釜探しが必要になる。打てる三塁手、特に長距離砲は確実に確保しておきたいのです」