巨人それでも消えない「佐々木麟太郎ドラ1指名」…次期監督候補・松井秀喜氏とのドラマに期待する声も
今秋ドラフトの巨人の1位指名は、創価大の内野手・立石正広(高川学園、右投げ右打ち、180センチ.85キロ)が最有力とされている。逆方向にも一発が打てる強打のスラッガー。2日に担当の大場スカウトが本人と面談し、「(競合しても指名する)価値のある選手。走・攻・守の三拍子が揃った、大学ナンバーワンの選手」とラブコールを送った。
「巨人は今オフ、メジャー希望を持つ主砲・岡本和真のポスティングを容認する方針だといわれている。立石は今年は二塁を守っていますが、もともとは三塁が本職。岡本の後釜となる即戦力が必要な巨人にとって、立石はこれ以上ない人材なのは間違いない。6月の大学選手権には、吉村編成本部長と水野スカウト部長の巨人編成ツートップが立石の視察に訪れていました」(在京セ球団スカウト)
その水野スカウト部長が5日、「それは何とも言えないね」と言葉を濁したのが、米スタンフォード大2年の佐々木麟太郎(花巻東、右投げ左打ち、184センチ.113キロ)についてだ。高校時代に史上最多の通算140本塁打をマークした長距離砲は、今秋ドラフトでの指名が解禁される。巨人は4月に水野部長、榑松スカウト部次長らがわざわざサンフランシスコに出向いて、麟太郎の試合をチェック。上位候補にリストアップしているともっぱらだった。