プロ野球
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史上最速での阪神優勝の勝因は? 投手力、打線、藤川監督はもちろんだが、一番はこれに尽きる
史上最速で優勝を決めた阪神の勝因はなにか。さまざまな解説がある。 12球団ナンバーワンのチーム防御率をマークする投手力? もちろん、それもそうだ。 強力なクリーンアップ? 4番の佐藤輝明、3番の森下翔太、5番の大山悠...
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巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由
“あれ”から安打を量産中である。 巨人のトレイ・キャベッジ(28)が11日の広島戦で初回に二塁打、二回に左前打。ここ4試合で3度目のマルチヒットをマークし、来日後の自己最長を更新する出場9試合連続安打とした。 今季1...
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日本ハム新庄監督は来季続投する?球団周辺から聞こえた「意味深」な声
行動原理が誰にも読めないだけに、ファンも悶々している。 ソフトバンクと熾烈な優勝争いを繰り広げている日本ハム。逆転Vなら新庄監督(53)就任後、初の栄冠となるものの、「その場合、満足して辞めるのではないか」と危惧する日本ハム...
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気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った
俺が若手の頃、星野仙一監督から最も「愛のムチ」を受けていたのは捕手の中村武志さんだったと思う。2年先輩で、俺が入団したときはすでに正捕手候補として一軍でプレーしていた。 同じ捕手では太刀打ちできない存在。ライバルという立場に...
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今なら炎上だけじゃ収まらない…星野監督は正捕手・中村武志さんを日常的にボコボコに
俺が長く仕えた星野仙一監督はまさに「闘将」だった。試合中、劣勢の展開になるとベンチを蹴飛ばし、選手を怒鳴りつける。試合に勝っても、選手が不甲斐ないプレーをすれば、監督室に呼び出し、鉄拳が飛ぶのは日常茶飯事だった。 今の時代で...
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広陵卒・広島の“スキャンダル男”が連敗6で止める殊勲打!本格化の気配漂わす
広島の中村奨成(26)が11日、同点の九回に巨人5番手・石川の高めに浮いた変化球を左翼席へ。これが決勝の7号ソロとなり、チームの連敗を6で止めた。 この3連戦は2試合連続で逆転負けを喫していたが、3位DeNAとのゲーム差を5...
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日本ハム10点大勝でも残る不安…打者有利の本拠地エスコンが自軍投手陣に牙を剥く?
打ちに打ったり、16安打10得点――。 日本ハムは本拠地エスコンフィールドにオリックスを迎えた12日、打線が大爆発。初回に打者一巡の猛攻で6点を奪うと、その後も攻撃の手を緩めず、オリックスに大勝した。 この日は首位ソ...
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巨人投手陣が首位打者争いブチ壊し…泉口のライバル広島小園に大量安打献上の情けなさ
巨人の投手陣がせっせとライバルに安打を献上している。 9日の広島戦で、巨人先発の戸郷が小園海斗(25)に3安打を打たれた。小園は今季10度目の猛打賞で5月1日以来の打率を3割に乗せた。試合前に2厘差だった巨人・泉口友汰(26...
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仁志敏久の人生を変えた「居酒屋堀内」での夜…「また野球が好きになれると思った」
日刊ゲンダイではこれまで、多くの球界OB、関係者による回顧録や交遊録を連載してきた。 当事者として直接接してきたからこそ語れる、あの大物選手、有名選手の知られざる素顔や人となり。当時の空気感や人間関係が、ありありと浮かび上がる...
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(3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった
藤川球児監督(45)はリーグ優勝時のお立ち台で、OBやファンの存在について、こう言った。 「やっぱりこれだけの大声援を普段いただいていますから。叱咤激励というのが自分の力に変わる。『叱咤激励というのはどんとこい』という感じにな...
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日本ハム“地味な守備の男”山縣秀の正体…特技はピアノ、「プロ野球選手の中で一番頭がいい説」も
日本ハムのドラフト5位ルーキーの山縣秀(早大=23)が、大一番で大仕事をやってのけた。 9日の4ゲーム差で追うソフトバンクとの首位攻防戦。相手は試合前まで防御率リーグトップの1.08という最強左腕モイネロだったが、四回に14...
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(2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い
「岡田監督と比べて、藤川監督はどう?」 球界OBが阪神のコーチにこんな質問をしたことがある。 前任の岡田彰布監督(67=オーナー付顧問)と言えば、メディアを通じて選手のみならず、コーチに対しても、容赦なく叱責することが...
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巨人・田中将大の次回登板15日DeNA戦は「危険な賭け」…日米200勝どころか内容次第で今季終了も
日米通算200勝に王手をかけたまま二軍調整中の巨人・田中将大(36)が、15日の敵地・横浜スタジアムでのDeNA戦で先発見込みとなった。 8月28日の広島戦で2回5失点KO。翌29日に登録を抹消されたが、今月3日のヤクルトと...
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日本ハム新庄監督がイライラ隠し切れず…叱責、懲罰、異例の呼びかけも
怒ったり笑ったり、とにかく忙しい。 日本ハムの新庄監督(53)は8月下旬に首位ソフトバンクを3タテした際、「追われる方は窮屈になる。追う方は楽なんですよ」と、上機嫌で語っていた。7月31日に首位から陥落したものの、この3連勝...
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(1)身内すらも“監視し欺く”情報統制…機密流出犯には厳罰、まるで落合博満監督のよう
甲子園のマウンド付近で5度、宙を舞った。7日の広島戦に勝利し、NPB史上最速優勝を決めた阪神の藤川球児監督(45)。指導者経験ゼロから就任し、1年目にして2位以下に大差をつけて2年ぶり7度目の戴冠を果たした。テレビインタビューで笑顔...
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巨人が「マエケン獲り」で紛糾…田中将大の“期待外れ”が大きなブレーキに
阪神優勝で連覇がついえた巨人が、オフの補強を巡って一波乱ありそうな雰囲気だ。日本球界復帰へ向けてアピールする、ヤンキース傘下3Aスクラントンの前田健太(37)である。 日本時間4日のレッドソックス傘下3Aウースター戦に先発し...
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阪神の独走を許したセ球団5監督の“敗者の弁”…巨人阿部監督は「CSでやり返す」
阪神に史上最速優勝を許したセ・リーグ5球団は、情けなかった。 2位の巨人以下、すべてが借金生活という異常事態。CS廃止論まで出る中、眼前で藤川監督の胴上げを見ることになった広島の新井貴浩監督(48)は試合前から炎上した。 ...
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巨人&阪神がビビる「中日Aクラス浮上」…両球団に五分の成績、2位フィニッシュまである不気味
2位を死守したい巨人は5日の中日戦で、先発の柳に6回4安打無失点に抑えられるなど、0-1で敗れた。 優勝マジックを3とした阪神の2年ぶりのリーグ優勝が迫る中、2位の巨人から4位に浮上した中日まで3ゲーム差の大混戦。CSファイ...
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阪神の今秋ドラフト戦略は高校生か? 近年の指名選手は即戦力ずらり、高卒育成が課題に
5日の広島戦に勝ち、2年ぶりのリーグ優勝が目前に迫る阪神。 打線は1番の近本を筆頭に、中野、森下、佐藤輝、大山…と生え抜きがズラリ。投手も才木、村上のダブルエースに、抑えの石井ら自前の選手が活躍している。ドラフトと育成が両輪...
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玉木正之氏がCSシステムをバッサリ!「NPBと12球団は既得権益の死守しか考えていない」
4日現在、セ・リーグは75勝45敗3分けの阪神が貯金を独占。2位巨人以下の5球団が借金を抱えている。 過去、借金チームがCSに出場したことは8回(プレーオフ含む)あるものの、2位チームが勝率5割以下でCSに出たことは一度もな...
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ヤクルト村上宗隆の「ドジャース入り」を阻む大谷翔平と正三塁手マンシーの壁
まさに打ち出の小づちだ。 ヤクルトの村上宗隆(25)が昨4日の巨人戦で2ラン、満塁弾と2本塁打を放つ大活躍。7月29日の一軍復帰後は33試合で17本塁打と、驚異的なペースでアーチを量産している。 2022年に弱冠22...
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巨人・泉口友汰がセ首位打者に浮上…遊撃手“3番手扱い”からの進化を支える2人の師匠
巨人2年目の泉口友汰(26)が、3日に2試合連続の猛打賞で打率を3割に乗せ、セ・リーグの首位打者に浮上した。 岐阜で行われた4日のヤクルト戦も3打数1安打で打率.300とし、リーグトップをキープ。出塁率も.362で、もっか2...
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巨人阿部監督が温めていた田中将大の「中継ぎ1勝プラン」はついに消滅か?
今季中に達成できるかどうか──。 巨人の田中将大(36)が3日、中5日でヤクルトとの二軍戦に先発。8月29日の登録抹消後の初登板は初回、先頭の武岡に左越え二塁打を許したものの、1死二塁から山田を二ゴロに打ち取ると、後は危なげ...
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高校球児の「日本ハム人気」を押し上げる昨秋ドラ1ルーキー柴田獅子の台頭
試合には敗れたものの、将来のための布石は打った。 日本ハムは3日、ドラ1ルーキーの柴田獅子(19)が3イニング限定でロッテ戦に先発。初回に連打を浴びて先制点を与えたものの、その後は無失点に抑えた。 昨秋ドラフトの外れ...
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無失点記録継続中の阪神・石井大智がセMVPを取る条件…大本命の主砲・佐藤輝明を凌げるか
最短で5日にNPB史上最速のリーグVが決まる阪神。チーム周辺では早くも「MVP」の話題が浮上している。 大本命はもちろん、4番として35本塁打、86打点でリーグ2冠を独走する佐藤輝明(26)だ。球場が広いうえに、左打者に不利...
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阪神の独走を許した「巨人の大罪」…1点差にめっぽう弱い要因を元コーチ2人が看破する
まだ9月に入ったばかりというのに、マジックを6とした阪神のリーグ優勝が目前に迫っている。 2日現在、2位巨人とのゲーム差は16。開幕前は優勝を争うとみられたが、巨人は今季の阪神戦7勝17敗と大きく負け越し。あと1試合を残し、...
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教え子の元巨人・川中基嗣の実家は太かった。あんなプロ入りパーティーは彼くらいだろう
日刊ゲンダイではこれまで、多くの球界OB、関係者による回顧録や交遊録を連載してきた。 当事者として直接接してきたからこそ語れる、あの大物選手、有名選手の知られざる素顔や人となり。当時の空気感や人間関係が、ありありと浮かび上が...
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日本ハム新庄監督の頭を悩ます万波中正の“低空飛行”…8月は打率.197とドン底
逆転Vを目指す2位日本ハムが痛恨の連敗である。 31日の楽天戦に敗れ2連敗。同日、首位ソフトバンクもロッテに負け、依然として1ゲーム差と逼迫した展開が続いている。 逆転できそうで勝ち切れない……そんな新庄監督の頭を悩...
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中日“DeNA藤浪晋太郎対策”のお粗末…左打者8人ズラリの消極采配で日本復帰後の初勝利献上
どうぞウチの打者を打ち取ってください──DeNAの藤浪晋太郎(31)にすれば、そう言われたような心境だったのではないか。 31日、中日は今季2度目となる藤浪との対戦に、またもスタメン9人中8人を左打者で固める極端なオーダー。...
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巨人に漂う不穏な空気…杉内投手チーフコーチの「苦言連発」「選手吊るし上げ」が波紋広げる
連覇を狙ったシーズンで阪神の独走を許し、巨人のベンチにもストレスがたまっているのは、理解できなくもない。 「とはいえ、です。2-3で敗れた30日の阪神戦後、5回途中3失点で降板した井上(温大)に対する杉内投手チーフコーチの言葉...
