プロ野球
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プロ野球は「二軍」といえど自治体から引く手あまた…地域経済活性に加え、選手の住民税収入も
日本ハムが7日、二軍本拠地の移転を正式表明した。千葉県鎌ケ谷市にある現在の二軍施設を北海道内に移し、2030年の開業を目指す。 現時点での移転候補地とされる6自治体(札幌市、北広島市、恵庭市、江別市、千歳市、苫小牧市)とはす...
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巨人逆転Vの確率はわずか6%? 首位阪神と8ゲーム差、OB評論家は「いよいよデッドライン突入」と
交流戦後は4.5だったものが一気に8に広がった。8連勝中の首位・阪神と3位・巨人のゲーム差である。巨人は7日現在、80試合を消化している。 巨人の周辺ではこんな時、決まって「メークミラクル」を引き合いに出す。セ最大の13ゲー...
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スタンフォード大・佐々木麟太郎 今秋NPBドラフトでのサプライズ1位指名の現実味
海の向こうで大学生活を送る「大砲」の周辺が騒がしくなりつつある。 花巻東(岩手)時代に史上最多の高校通算140本塁打をマークし、昨年9月に米スタンフォード大に留学した佐々木麟太郎(20=花巻東)が、今秋のNPBドラフトで指名...
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巨人は投手陣崩壊と打線復活どちらが先か? またも“見殺し”で逆転負け…よぎる昨季の広島急失速
「しょうがない」 6日の広島戦で痛恨の逆転負けを食らった巨人の阿部慎之助監督がこう絞り出した。 1点リードで迎えた九回に大勢が2安打と死球で1死満塁のピンチを招くと、7番の菊池に中前2点適時打。まさかの大乱調で逃げ切り...
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すべての投手コーチに“今すぐやめてほしい”振る舞い…みっともない、カッコ悪い、見ていられない
いや、暑い。私の住む名古屋も6月中旬から連日30度を大きく超えている。それでも毎日、両手にひとつ2キロのダンベルを持ってやる50分の散歩を続けているものの、水分補給とタオル代わりに使用する汗止めのヘアバンドは欠かせない。 が...
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DeNA自滅で藤川阪神高笑い 棚ぼた快勝がもたらすシーズン終盤戦の「精神的優位」
不思議の勝ちあり、だ。 4日のDeNA戦は村上が7回1失点と力投しながら、2度の犠打失敗、1度の盗塁失敗を記録するなど、七回までゼロ行進。DeNAが四回に盗塁を決めるなどソツのない攻撃で先制点を挙げたのとは、好対照だった。 ...
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巨人の「野球ベタ」がデータで如実に…攻撃面は八方塞がり、失策数はリーグワースト
前カードで阪神に3タテを食らった巨人。4日の広島戦は、先発・山﨑伊織の8回無失点の好投とキャベッジの値千金弾で1-0。1日で勝率を五割に戻した。 勝ったとはいえ、得点はわずか1。貧打がクローズアップされるが、数字はそれほど悪...
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巨人が借金生活突入で「日本人メジャー投手」緊急補強に現実味…マエケン、藤浪、青柳の一挙取りも
最後に動きはあるのか。 7月末に期限を迎える今季中の補強のことだ。 トレードや外国人選手に加え、関心を集めているのが日本人メジャーリーガーの動向だ。 日本時間3日には、マリナーズ傘下3Aを退団し、現在は所属先...
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DeNA小園健太を支える反骨精神…4年目ドラ1右腕が初勝利でお立ち台「楽な道ではなかった」
DeNAの4年目右腕・小園健太(22)が3日の中日戦で今季初先発。初回に3失点したものの、味方の援護もあって5回3安打3失点の粘りの投球でプロ初勝利を挙げた。 初めて上がった横浜スタジアムのお立ち台では「ウイニングボール? ...
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日本ハム首位から3位へ陥落…新庄監督が問われる自称“モチベを上げる天才”の真価
日本ハムは3日、ソフトバンクに3タテを食らい、首位から一気に3位に転落。2位ソフトバンクとはゲーム差なしの2厘差と僅差ではあるものの、5月11日から維持してきた首位の座をオリックスに明け渡した。 この日は8安打を打ちながら、...
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お立ち台では意味不明な絶叫コメント! DeNA井上絢登が満塁弾で“独立リーグの柳田悠岐”の片鱗見せた
2年目の元独立リーガーが絶叫した。 「うちゅうーー!」 2日の中日戦。1点を先制された直後の初回の攻撃だ。2死満塁で打席に立った6番の井上絢登(25)が、プロ初本塁打となる逆転の満塁本塁打。一軍昇格したその日の今季初出...
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楽天新助っ人ルーク・ボイトは一発不足の救世主になるのか…メジャーでは「終わった選手」扱い
まさに「名刺代わりの一発」である。 2日のロッテ戦に、「6番・DH」で一軍デビューを果たした楽天新助っ人、ルーク・ボイト(34、内野手、右投げ右打ち)。1打席目は3球三振だったものの、3打席目に鋭いライナーを左翼中段席に突き...
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阿部巨人は「我慢、我慢、ひたすら我慢」が戦略…原前監督の2021年10連敗V逸が“反面教師”
「オールスターまでに貯金が1つでもあれば上々」 巨人の阿部慎之助監督(46)は6月30日にこう言ってから甲子園に乗り込んだ。 「前半戦のヤマ場と言われるけど、本当のヤマ場はもっと先」 首位阪神が交流戦で7連敗を喫...
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セ・パ交流戦は球団経営的に儲かるの?パ救済も兼ね、セ側が渋々合意したのが背景だが…
Q.2010年以来となる15年ぶりのパ・リーグ6球団の上位独占で幕を閉じた交流戦。05年に導入された当時は、セ・リーグ側から「球団経営的にメリットがない」と反対意見も多く、過去、セが勝ち越したのはわずか3度。試合数も当初の36試合から...
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オリ西川龍馬 ファン投票で球宴初選出の喜びから急転直下…負傷退場の痛恨
歓喜が一転……。 23、24日に行われるオールスターファン投票の最終結果が1日に発表された。初戦が地元京セラドーム大阪で行われることもあり、オリックスからは6人が選出。その1人が、外野部門の西川龍馬(30)だ。 「まさ...
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ソフトB有原航平ようやく解けた“裏切り者”の呪縛…古巣日本ハムに今季初完封、史上22人目12球団から勝利
「有原に尽きるでしょ」 ソフトバンクの小久保監督はそう言って端的にヒーローの名を挙げた。 1日の日本ハム戦に先発した有原航平(32)が今季初の完封勝利。一発の出やすい東京ドームで、12球団最多の66本塁打を誇る強力打線を相手に...
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工藤公康さんは「バカにされてもいいから」と、自腹を割いて常に“時の最先端”を研究していた
日刊ゲンダイではこれまで、多くの球界OB、関係者による回顧録や交遊録を連載してきた。 当事者として直接接してきたからこそ語れる、あの大物選手、有名選手の知られざる素顔や人となり。当時の空気感や人間関係が、ありありと浮かび上がる...
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阿部監督が漏らす“弱気な言葉”…巨人打線は深刻「虎恐怖症」抱えたまま前半ヤマ場の直接対決3連戦へ
交流戦は12チーム中11位とパッとしなかった巨人。セとの戦いに戻った途端、DeNAを3タテと息を吹き返した。 きょう1日からは敵地・甲子園に乗り込み、3.5ゲーム差の首位阪神との3連戦だが、今季は4勝8敗と分が悪い。 ...
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首位快走の日本ハムが警戒すべきはソフトBより西武の意外…名球会会員・山崎裕之氏が語る西口監督の胆力
「パ・リーグ全体を見渡しても、今年の日本ハムが優勝に一番近い位置にいるのは間違いない」 こう言うのは、名球会会員でロッテ、西武OBの山崎裕之氏だ。 6月30日現在、パ・リーグは首位日本ハムから4位西武まで4.5ゲーム差...
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日本ハム達孝太にメジャースカウトも待ちきれない?「ダル、シャーザー、バウアーのハイブリッド」
ベルーナドームの蒸し暑さにも負けず、西武打線を圧倒した。 日本ハムの達孝太(21)が29日の西武戦で、9回1失点8奪三振、プロ初となる完投勝利を挙げた。もっか5勝無敗、防御率は驚異の0.64だ。これまで6試合に投げ、その全て...
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だからDeNAバウアーはメジャーで嫌われた…実力十分も「協調性の欠如」が致命的欠点に
普通なら厳罰必至である。 29日に登録抹消となったバウアー(34)。28日の巨人戦で6回途中5失点でKOされ、4勝7敗、防御率4.13。もっか4連敗と投球内容が良くないことも二軍落ちの理由だが、降板後の振る舞いも問題だった。...
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巨人マルティネス「年俸12億円」の真価はこれから…万年Bクラス中日が古巣、V争い未体験
「個人的に残した数字は立派でも、『Bクラス球団のストッパー』というのが、彼の抑え投手としての“格”だった」 評論家の権藤博氏がこう言っていた。 巨人の守護神、ライデル・マルティネス(28)が29日のDeNA戦で1回を1...
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阪神・佐藤輝明ポジションたらい回しの凶兆…藤川監督は方針一転? 外野固定示唆の矢先に三塁起用
神宮球場の虎ファンから大歓声が起きた。29日のヤクルト戦で阪神の佐藤輝明(26)が5月24日以来、約1カ月ぶりに三塁起用されたからだ。 このところ右翼で起用され、右翼が定位置だった森下翔太(24)が左翼に入っていた。この日は...
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中日・佐藤龍世 ネックレス封印→即解禁の本領発揮で「気持ちよかったでーす!」
一塁キャンバス上で大喜びである。 交流戦期間中に西武からトレード移籍した中日の佐藤龍世(28)が、27日の広島戦で移籍後初適時打を放つなど、2安打1打点、1盗塁の活躍でチームの勝利に貢献した。 問題児の面目躍如である...
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モイネロの“愛国心・忠誠心” にソフトバンクは大助かり…40億円の先行投資に見合った大車輪
鷹の鉄腕が鴎打線をねじ伏せた。 ソフトバンクのモイネロ(29)が27日のロッテ戦に先発。7回1失点の好投でリーグ2位となる7勝目を手にした。ここまで無敗の上、防御率1.28はリーグ2位。昨年までは年俸3億円だが、今年から4年...
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阿部監督が山﨑伊織に背負わす「巨人の命運」…見切り発車のローテ入りから“代役エース”に大躍進
まさにキラーである。 巨人の山﨑伊織(26)が、リーグ戦再開の初戦となる27日のDeNA戦に先発。7回途中104球を投げ、散発4安打4奪三振無失点。リリーフ陣がリードを守り切り、リーグトップタイの7勝目(2敗)を挙げた。「気...
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西武・今井達也ら3投手が緊急降板…今夏も酷暑確実、選手を襲う熱中症の恐怖
屈強なプロ野球選手とはいえ、体の内側は別だ。 リーグ戦が再開した27日、セ・パ合わせて3投手が緊急降板の異常事態である。 西武は先発の今井(27)がダウン。四回、日本ハムの万波に3球を投げると、マウンドから降りてその...
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僕が大阪の小学生を対象にしたソフトボール大会「今岡真訪杯」を立ち上げた意味
大阪の小学生は、野球よりソフトボール人口の方が多いとされる。 ソフトボールでスタートし、中学で硬式野球を始める子供も少なくない。 野球界へ何か恩返しをしたいと思っていた矢先、ソフトボール協会の方に声をかけてもらい、今...
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DeNAはバウアー中4日登板いったん封印も…フロント首脳陣は“高すぎるプライド”を操縦しきれるか
当然の判断だろう。 DeNAがバウアー(34)の中4日登板をしばらく封印する方針だというのだ。 この助っ人右腕は今季、14試合で4勝6敗、防御率3.88。6試合で中4日登板するなどフル回転してきたが、前回登板の22日...
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新庄監督の“奇襲奇策”が日本ハムのアキレス腱に…「フツーに戦えば勝てる」だけに選手はモヤモヤ
「とらえるのが難しくなるので、内野安打とかポテンヒットでランナーをためられたら。ちょっとした隙を突けたら」 リーグ戦再開初戦の西武戦で先発してくる今井(27)に対し、日本ハムの新庄監督(53)はこう言っている。 今井は...