プロ野球
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かつての石井一久の剛毛すぎた強心臓…無断外泊でどつかれた当日の快投に野村監督も呆れていた
日刊ゲンダイではこれまで、多くの球界OB、関係者による回顧録や交遊録を連載してきた。 当事者として直接接してきたからこそ語れる、あの大物選手、有名選手の知られざる素顔や人となり。当時の空気感や人間関係が、ありありと浮かび上がる...
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日本ハム新庄監督《誰も思いつかない奇策》のウラに驚きの観察眼…「2ランスクイズ」がトレンド入り
奇想天外な新庄采配に免疫ができているであろうファンも、さすがにこれには驚いたようだ。 5日の西武戦の三回裏だった。3点を先制してなおも1死二、三塁の好機で打席に入った5番の万波中正(25)に、新庄監督がまさかのサインを送る。...
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セDH制導入決定のウラに巨人の弱体化あり?「ずっと反対」の阪神岡田前監督の退任も追い風に
ついにセ・リーグが2027年シーズンからDH制度を導入することを決めた。 4日に都内でセ・リーグの理事会が開かれ、6球団の理事が出席。最終的な合意に至った。これまで何度も議題に上がっては見送られてきたが、1日には日本高野連が...
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前田健太は来季、日本球界出戻りが濃厚…黒田博樹になるか、田中将大になるか?
カブス傘下3Aアイオワを退団した前田健太(37)が日本時間4日、自身のSNSでヤンキースとマイナー契約を結んだと発表した。 今季、メジャー10年目の前田はタイガースで中継ぎとして7試合に登板し、0勝0敗、防御率7.88と結果...
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巨人の正捕手争い完全決着へ…「岸田>甲斐」はデータでもハッキリ、阿部監督の起用法に変化も
遅きに失した感はあるが、正妻争いは完全に決着したのではないか。 3日のDeNA戦。若林のサヨナラ安打で巨人が同一カード3連敗を阻止した試合で攻守に存在感を見せたのが、スタメンマスクをかぶった岸田行倫(28)だった。 【...
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打者にとって藤浪晋太郎ほど嫌な投手はいない。本人はもちろん、ベンチがそう割り切れるか
「我慢して使えば、打者から見てあれほどイヤな投手はいないよ。ベンチがその我慢をできるかどうかだな」 先日、DeNAの三浦大輔監督と会って、そんな話をした。藤浪晋太郎(31)のことである。 7月16日に入団が発表され、3...
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日本ハム加藤貴之に“新庄チルドレン長男坊”本領発揮の期待 3年間で9完投、今季も2完投
“チルドレン”と言うには、いささか歳を重ねているが、頼もしい孝行息子には違いない。 1日のオリックス戦でサヨナラ完投負けを喫した、日本ハムの左腕・加藤貴之(33)のことである。八回までは3安打無失点。二塁を踏ませぬ完璧な内容...
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巨人に深刻「ガキ使」ショック!ミス許されぬ緊迫状況でナイン完全委縮の悪循環
防御率リーグトップの巨人の山﨑伊織(26)でも、嫌な流れは止められなかった。 1日のDeNA戦に先発したが、2-0の五回に連打を浴びて無死一、二塁のピンチを招くと、続く佐野と宮崎に適時打を浴びて同点とされた。さらに山本にも左...
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達孝太の炎上はすべて想定内…日本ハム首脳陣の「金の卵育成計画」にブレはなし
期待の若手が北の大地で炎上した。 日本ハムの達孝太(21)が昨7月31日、エスコンフィールドでのソフトバンク戦に先発。5回7安打1本塁打、5失点でKOされ、プロ入り初の黒星を喫した。 高卒4年目の達はこの日が今季9試...
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田中将大が“順番待ち”…巨人先発ローテから引きずり降ろされるのは誰? 戸郷翔征は危機一髪で回避
日米通算198勝の巨人・田中将大(36)が、二軍で手ぐすね引いている。 7月30日のヤクルトとの二軍戦に先発し、変化球を駆使しながら、5回75球を投げて5安打4奪三振1失点。毎回走者を背負ったものの、「よく粘って投げた」と目...
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俺の背番号「22」の誕生秘話…星野監督が「田淵幸一のようになってほしい」と
プロに行くと決めてから、俺には絶対に行きたくない球団が3つあった。1つは南海。お金をあまりつかわないイメージがあって、活躍しても「1億円プレーヤー」の夢はかなわないと思った。 もう1つは広島。昔から12球団で一番練習がキツく...
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パ・リーグV争いデッドヒートの行方 連覇狙うソフトバンクと目下首位の日本ハム、有利なのは?
一進一退のデッドヒートは最後の最後まで続くか。 ソフトバンクと日本ハムが繰り広げている首位攻防戦。直接対決2戦目となった昨30日は日本ハムがシーソーゲームを制し、5-4で勝利。前日ソフトバンクに明け渡した首位に返り咲き、ゲー...
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外国人選手の契約で最重要「サイドレター」の中身と金額は?年俸と別に3000万円超に上ることも
【Q】今季もシーズン途中の助っ人補強がかまびすしい。DeNAは元中日のビシエドに加え、昨季まで所属していたフォードを再獲得。阪神も2019年まで在籍したドリスと再び契約を結ぶと、前メッツ傘下3Aのハートウィグも獲得した。助っ人の契約内...
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時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした
星野仙一さんとの出会いは高校3年の春だった。中日で1度目の監督になる前年、1986年のことだ。 NHKのスポーツ番組でキャスターをしていた星野さんが突然、春日井市にある愛工大名電のグラウンドにやってきた。直接話してはいないか...
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梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側
「(先発ローテの)全員が坂本とコンビになっている。このまま坂本がフルということはないと思うんやけど、そのへんをどうするのか」 セ・リーグ首位を独走する阪神の捕手事情についてこう指摘したのは、岡田彰布オーナー付顧問だ。 ...
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阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風
先日、セ・リーグを独走する阪神の4番・佐藤輝明(26)に「文春砲」が炸裂した。 「六本木アベックホームラン!!」と題されたその記事では、六本木にある野球選手御用達のバーで、同僚の森下翔太(24)、前川右京(22)とともに、「港...
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巨人・岡本和真を襲う「無意識の恐怖」という後遺症…靭帯がブチン!と切れた音と痛みが耳と脳に残る
チームが後半戦2連勝スタートを切る中、二軍では主砲がリハビリのペースを上げている。 5月6日の阪神戦で左肘靱帯損傷の大けがをした岡本和真(29)が、26日に故障後初めて屋外でのフリー打撃を開始。計18スイングで右翼へ柵越えも...
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阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず
DeNA入りした藤浪晋太郎(31)に続いて、米球界に在籍していた元阪神選手がまたも他球団に移籍することになった。 昨27日、フィリーズ2Aを自由契約となった青柳晃洋(31)がヤクルトとの契約で基本合意したことが判明。近日中に...
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昭和の名遊撃手、元阪急の大橋穣さんが死去「これぞ鉄砲肩。半世紀前から今のメジャー級のプレーをしていた」
昭和の名遊撃手として1970年代の阪急黄金時代を牽引した大橋穣(おおはし・ゆたか)氏が、今月18日に都内の自宅で死去していたことが27日、わかった。79歳だった。 大橋氏は日大三高から亜大に進み、当時の東都大学野球リーグ記録...
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日本ハム新庄監督ゾッコン!ルーキー「大谷二世」柴田獅子の実力は? 26日ロッテ戦で投手デビューへ
26日の後半戦開幕試合で、日本ハムの二刀流ルーキー・柴田獅子(19=福岡大大濠)が一軍デビューする。高校時代に投げてMAX149キロ、打って通算19本塁打の「大谷二世」と注目された右腕のサプライズデビューは当然、新庄剛志監督の肝入り...
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ヤクルトの「青柳晃洋獲り」にこれだけの勝算…特別な“コネ”と“副業”が追い風に
今度こそは…となるのか。 25日、ヤクルトが前フィリーズ傘下2Aの青柳晃洋(31)と獲得交渉した一件だ。 ヤクルトは今季、83試合で28勝50敗5分け、両リーグワーストの借金22を抱えて断トツの最下位に低迷。中でもチ...
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俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある
前回、中日時代にお世話になった星野仙一監督の選手管理について書かせてもらった。 2005年に入団した楽天でも、あの野村のオヤジ(野村克也元監督)が茶髪とヒゲを禁止にした。就任1年目の春季キャンプ開始前日、宿舎の全体ミーティン...
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球宴MVP日本ハム清宮幸太郎が初タイトルに色気 狙うは12本差の本塁打よりも17点差の打点王
全パの日本ハム・清宮幸太郎(26)が自身2度目のMVPを獲得した。 昨24日の球宴第2戦に「2番・三塁」で出場。6点リードの四回2死、巨人の左腕グリフィンから、球宴3年ぶりとなる本塁打を右翼スタンドに叩き込んだ。日本ハムの新...
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立浪和義の「白米禁止令」は星野仙一イズムの継承だろう…かつては自身も大目玉を食らっていた
立浪和義が監督を務めた2022年から24年までの3年間を振り返ると、チームに活気や明るさが欠けていたといわざるを得ない。 23年8月にはバンテリンドームの食堂から白米が消えたと騒ぎになった。食堂に貼られた紙には、「お米」の部...
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巨人が阪神脅かさず終われば阿部監督「全権剥奪」待ったなし…“史上初の屈辱”に肝煎り補強の機能不全
2003年のシーズンがそうだった。 前年、ヘッドコーチから昇格した原辰徳監督が就任1年目でリーグV、日本一を達成。連覇を狙ったこの年は、オフにヤンキースにFA移籍した松井秀喜に代わる主砲として、指揮官たっての希望でヤクルトか...
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来春WBCで侍Jを脅かすNPBキューバ人最強コンビはメジャー軍団より怖い?
巨人の守護神ライデル・マルティネス(28)が23日に行われたオールスターで、セ・リーグの先発として登板。156キロの直球や超スローボールを投げ込み、一回を3者凡退に抑えた。 巨人へ移籍した今季は、開幕から31試合連続無失点の...
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オレが立浪和義にコンプレックスを抱いた深層…現役時代は一度も食事したことがなかった
スター選手だった立浪和義は、星野仙一監督から特別扱いを受けていた。監督自身がクジで引き当てたこともあり、お気に入りの選手だった。俺への接し方とは、態度や言葉の言い回し、全てが違った。 星野監督2次政権時の1999年の夏のこと...
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川上哲治から長嶋茂雄へ…プロ野球主役の座の交代を告げた「神様のスクイズ」
勝負の世界で主役交代ほどドラマチックな出来事はない。プロ野球の歴史を探ると、これこそ、と思う試合があった。 川上哲治から長嶋茂雄に球界ナンバーワンの座が移った象徴的な日、それは1958(昭和33)年9月6日、甲子園での阪神と...
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ビシエドDeNA入りの前評判 中日退団のきっかけ「中田翔」より結果を残せるのは間違いなし
「日本に戻ることを目標に頑張っていました」 かつて名古屋を沸かせた助っ人が、満面の笑みを浮かべた。 DeNAと契約した元中日のダヤン・ビシエド(36)が22日、横浜市内の球団事務所で入団会見を行った。 昨オフ、...
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巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ
巨人の阿部慎之助監督(46)が22日、東京・大手町の読売新聞東京本社で山口寿一オーナーに前半戦終了の報告を行った。 3年契約2年目の今季は、主砲・岡本の故障離脱などもあり、42勝44敗3分けで借金2の3位で前半戦を終えた。残...