プロ野球
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広島・大瀬良“3冠”達成で開かれる「幹部」への道…契約最終年で海外FA権取得済でも残留か
「身を粉にして投げたい」 そう言って6日の中日戦に臨んだのは、広島の大瀬良大地(33)だ。 今季初の中5日での登板は、初回に2本塁打を浴びるなど5回3失点で4敗目。それでも二回以降は粘りの投球で得点を許さなかった。 ...
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楽天・田中将大の二軍テスト続行を明言…“外様”今江監督ならではの「常識的判断」
一軍登板待ったなし!と思いきや、次も二軍登板である。 4日の二軍戦で6回途中8安打2失点だった楽天の田中将大(35)。昨年10月の右肘クリーニング手術以来、初めて100球以上を投げ、田中自身も「リハビリ期間はもう終わったと思...
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立浪監督がレギュラー剥奪!中日・大島洋平がついに今季初抹消…2年契約満了で気になる来季去就
「今季のこの成績でついに抹消ですからね。来季の進退が気になるところです」 さる野球評論家がこう言うのは、6日に今季初めて一軍登録を抹消された中日の大島洋平(38)のことだ。 昨年8月に球団史上7人目の2000安打を達成...
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阪神「常勝軍団」構築は“オカダの考え”がカギ…試合前に捕手に“講義”、名指し公開説教は日常茶飯事
阪神は5日の中日戦前、珍しい光景が見られた。岡田彰布監督(66)が捕手の坂本と梅野をつかまえて、ミーティングを行ったのだ。 岡田監督はこれについて多くを語らなかったが、去る4日に村上が先発した際の坂本のリードについて「真っす...
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西武再建に“身売り”という選択肢は?《今の球団上層部は野球を知らず興味もない》悲惨な現状
「OBとして嘆かわしいですよ」 こう話すのは西武などで活躍した名球会会員の山崎裕之氏だ。 もっか西武は38勝81敗2分け、借金43で5位オリックスにも19ゲーム差と、ブッ千切りの最下位。西鉄時代に記録した球団ワーストの...
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巨人・戸郷 今季初“特攻指令”に腕をぶしたモチベーション 裏には《メジャーは中4日が基本》
指揮官の“特攻指令”も難なく乗り切った。 巨人のエース戸郷翔征(24)が昨5日、岐阜で行われたヤクルト戦に、今季チーム初となる中4日で先発。二回以降無安打に抑える好投で7回103球で1安打無失点。3年連続の2ケタ10勝目(7...
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ロッテ《シーズン通して働けない佐々木朗希》に飲ませたい超献身的なカイケルの爪のアカ
さすがはメジャー通算103勝のサイ・ヤング賞投手ーー。 そう思わせるのがロッテの左腕、ダラス・カイケル(36)だ。 昨5日の楽天戦に先発し、5回3安打1失点に抑えて初勝利をマークしたことはもちろん、投手は投げてナンボ...
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《小久保監督 #2》「昭和の古さ」と「令和の新しさ」が融合した柔軟的思考の勉強家
2012年に現役を引退した小久保裕紀監督(52)が指導者としてホークスに復帰したのは21年。当初はヘッドコーチに就任しましたが、なにしろ厳しい人なので選手からはやや怖がられていました。 22年から2年間、二軍監督を任されると...
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日本ハムあるぞCS下剋上!首位ソフトバンク戦で九回6得点で大逆転、清宮は11号2ラン
残り22試合で首位ソフトバンクとの9ゲーム差をひっくり返すのは至難の業。だが、CSは分からない。そんな勢いを感じさせたのが日本ハムだ。 4日のソフトバンク戦は3点を追う九回、田宮(24)、石井(30)、水谷(23)の適時打な...
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阿部巨人の格安優良助っ人“ほぼ残留濃厚”の嬉しい悲鳴…原前監督時代にはなかった異常事態
巨人の優良助っ人たちが、そろって来季も残留しそうだという。 昨4日のヤクルト戦にフォスター・グリフィン(29)が先発。オスナに2ランを浴びるなど6回2失点で4敗目(6勝)となったものの、7三振を奪うなど安定した投球を続けてお...
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阪神・佐藤輝明またザル守備で“送球イップス”悪化…バッテリーの配球にも悪影響
打ったからいいだろうでは、もちろん片づけられない。阪神の佐藤輝明(25)がまたやった。 4日の中日戦の初回。無死一塁から、三塁線に飛んだ打球をバックハンドで捕球した。よし、併殺だ──とは思えないのがサトテルである。案の定、二...
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楽天・田中将大「200勝未到達確実」だから現役安泰の皮肉…貢献ゼロでも《億プレーヤー》継続へ
順調といえば順調かもしれないが……。 楽天の田中将大(35)が昨4日、DeNAとの二軍戦に登板。5回2/3を投げ、8安打2失点。前回が5回途中4失点だったことを考えると、前進したのは間違いない。 田中は昨年10月に右...
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《小久保監督 #1》球団に異例の直談判…入団早々にチームのルールを変えさせた練習の虫
今季からソフトバンクの指揮を執る小久保裕紀監督(52)。チームは4年ぶりのリーグ優勝、日本一に向けて首位を快走していますが、現役時代からリーダーシップに優れ、野球に取り組む姿勢は誰もが認めていました。 そんな小久保監督を語る...
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巨人・阿部監督を長期政権へと導く“チルドレン”秋広の重要度 起爆剤第2弾として一軍再昇格
巨人の秋広優人(21)が昨3日、約2カ月ぶりに一軍に昇格した。 二軍戦では87試合に出場し、打率.268、1本塁打、24打点だが、8月は21試合で打率.286、出塁率.351。最近5試合で19打数6安打、打率.316と状態を...
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阪神・佐藤輝明《試合のリズム乱すザル守備》に投手陣悲鳴…来季ポジションは次期監督と補強次第
阪神・佐藤輝明(25)のザル守備に批判が相次いでいる。 12球団ワーストの21失策。岡田彰布監督(66)は昨季の就任以降、三塁に固定しているが、捕球や送球の凡ミスが多いため投手陣からも悲鳴が上がっているという。昨3日の中日戦...
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阪神・岡田監督「何かあるんやろ」と再び意味深発言…阿部巨人への揺さぶりは通用するのか
「最も手ごわい相手は巨人。2年連続Bクラス、監督も代わって90周年の節目。相当やってくる」 阪神の岡田彰布監督(66)は今季を迎えるにあたり、こう言って阿部慎之助監督率いる巨人を警戒していた。 昨季は原巨人相手に18勝...
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巨人vs阪神で場外戦勃発!ドラ1候補「右の大砲」大商大・渡部の視察に両軍スカウト大量派遣
今秋のドラ1候補が開幕戦で一発を放った。 関西六大学の開幕戦で、初回に左中間へ先制2ランを放った大商大の渡部聖弥(4年=広陵)だ。八回には左前打を放ち、リーグ通算100安打をマーク。この日は地元の阪神が4人、巨人も水野スカウ...
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巨人に“土の敵地”恐怖症 達川光男氏も「苦手は確か」と指摘…残り甲子園2試合、マツダ6試合
鉄壁の守備陣も、ここにくると話は別だ。 昨1日の阪神戦。巨人の遊撃・門脇がいきなりやった。初回1死一塁の場面で森下の遊ゴロをファンブル。1死一、二塁とピンチを広げ、続く大山の右前打で先制された。 この日、門脇は2エラ...
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西武が今さらデータ分析班を公募…歴史的低迷でCS完全消滅、9月は「完全消化試合」なのに
自力どころか他力ですらも0%になった。 8月30日にCS進出の可能性が完全消滅した西武。渡辺監督代行も「私の責任」とうなだれるしかなく、9月以降はいちるの望みすらない消化試合となってしまった。 山賊打線と恐れられた攻...
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西武・金子侑司が引退発表…ミタパンを虜にした“イケメン六刀流”外野手が明かしていた仰天特異能力
34歳、引退するには早いという声もある。 昨1日、西武の金子侑司が今季限りでの引退を発表。本人は「ライオンズで過ごした12年間は夢のような楽しい時間でした」とコメントを出し、渡辺GM代行も「守備は一級品ですし、足もあってファ...
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ソフトバンク 投手陣「夏バテ」でポストシーズンに一抹の不安…元凶はデータ至上主義のフロントか
目下パの首位を独走するソフトバンク。貯金31で優勝マジックも19。2位の日本ハムに9ゲーム差をつけて、小久保監督の胴上げは待ったナシだが、気になるのは8月に入って自慢の投手陣に元気がないことだ。 チーム防御率はリーグトップの...
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佐々木朗希はそれでも大手を振ってメジャーに行く…米メディアは断念報道、不安材料山積も
「年間通して投げたことがないし、ケガも多い。そんなひ弱なカラダでメジャーでやっていけるのか」 今オフのメジャー挑戦を視野に入れるロッテの佐々木朗希(22)を巡って、こうした声は少なくない。 最速165キロを誇るストレー...
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“やまない雨はない”が…西武は泥沼を抜け出せたのか? ロッテ戦の連敗「16」でストップ
長~いトンネルからようやく抜け出した。 開幕からロッテに16連敗していた西武は昨29日、雨中の敵地ゾゾマリンスタジアムで、待望のロッテ戦初勝利を手にした。 初回に4番の佐藤龍が先制2ランを放つと、六回の中押し、九回の...
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急きょドラフト指名リスト入り「ダークホース」の名前 U18代表「上位候補4人衆」以外の逸材は?
野球のU18アジア選手権(9月2日開幕=台湾)に臨む高校日本代表では、報徳学園(兵庫)のMAX151キロ右腕・今朝丸裕喜、東海大相模(神奈川)の198センチ左腕・藤田琉生、健大高崎(群馬)の強肩強打の捕手・箱山遥人、花咲徳栄(埼玉)...
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巨人「助っ人野手の獲得下手」汚名返上できた納得の理由…今年はなぜ2人とも“当たり”?
巨人に「二匹目のドジョウ」がいた。7月に加入したココ・モンテス(27)が好調なのだ。 「3番・左翼」で出場した昨28日のヤクルト戦は4打数1安打で打率.329。これで7試合連続安打となった。シーズン26安打中13本が二塁打で二...
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巨人ドラフト戦略に異変…浅野翔吾が覚醒気配で1位は《右の大砲》から《鳥谷2世》に乗り換え
巨人にいい意味で“想定外”なことが起きている。2022年ドラフト1位入団で高卒2年目の浅野翔吾(19)が絶好調なのだ。 今月12日に一軍に再登録されると、14日の阪神戦で自身初となる満塁本塁打を放ち、そこから10試合連続でス...
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メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様
広島の森下暢仁(26)が昨27日の中日戦に先発。8回4安打2失点(自責0)と好投したものの、打線の援護がなく、今季5敗目(10勝)を喫した。 その森下はすでに2ケタ勝利を挙げている上に、防御率はリーグ3位の1.65。優勝を争...
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日本ハム新庄監督は続投する?しない? 目下2位と大健闘でも決まらない複雑事情
日本ハムの新庄剛志監督(52)は、「契約は1年ずつ」と話しているが、実際は当初から3年間は立場が保証されていたともっぱら。どちらにせよ、今季が就任3年目。シーズン終了後に来季も続投か、契約満了で退団かに注目が集まっている。 ...
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恥辱の西武…対ロッテ15連敗で不名誉記録のオンパレード チームもエースも夜明け見えず
開けない夜はないと言うが、あれはウソか。 昨27日のロッテ戦。西武がまた負けた。これで白星なしの15連敗。1日の対戦で塗り替えた、プロ野球ワーストとなる開幕からの同一カード連敗記録をまた更新した。 さすがに今回は…と...
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なぜ野球選手に国指定難病「黄色靭帯骨化症」が多いのか? 球界初の経験者と医師が語る
阪神は25日、湯浅京己(25)が「胸椎黄色靱帯骨化症」の手術を行い、退院したことを発表した。 黄色靱帯骨化症とは国指定の難病として知られ、プロ野球界でも今季、ロッテの岩下大輝が昨年の手術を経て一軍復帰。DeNAの右腕・三嶋一...