プロ野球
-

本多雄一は生真面目すぎるあまり、何度も取材時間がオーバーした
日刊ゲンダイではこれまで、多くの球界OB、関係者による回顧録や交遊録を連載してきた。 当事者として直接接してきたからこそ語れる、あの大物選手、有名選手の知られざる素顔や人となり。当時の空気感や人間関係が、ありありと浮かび上が...
-

【野村克也監督】阪神に根付く「ノムラID野球」…私の野球観も大きく変わりました
1977年ドラフト5位で内野手として阪神入団、引退直後の82年から昨年まで43年間にわたり、スコアラーとしてチームを支えた飯田正男氏(66)。氏の野球観が大きく変わったのは、99年の野村克也監督の就任だった。前年の98年までヤクルト...
-

ソフトバンクに「スタメン定着後すぐアラサー」の悪循環…来季も“全員揃わない年”にならないか
日本シリーズだョ! 全員集合──と言いたいのはやまやまだが……。 ソフトバンクの中村晃(35)が26日、2試合連続でシリーズを欠場した。前日に右股関節の違和感で泣く泣く出場を断念し、この日も全体練習から姿はなし。 今...
-

阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること
日本シリーズを戦う博多の一軍選手、フェニックス・リーグに参加している宮崎の二軍選手の間では、ソフトバンクとの頂上決戦以外にも気になることがあるという。 「次の二軍監督です」と、コーチ経験のある球団OBが、こう言う。 「平...
-

ソフトバンク日本シリーズ第2戦バカ勝ちの裏の深謀遠慮…3戦目以降へ小久保采配抜かりなし
【SMBC日本シリーズ2025】第2戦 ソフトバンク10-1阪神 ◇ ◇ ◇ 1-2で敗れた初戦のウップンを晴らすかのようにソフトバンク打線が爆発した。 26日の日本シリーズ第2戦、「2番・中堅」...
-

“松井秀喜キラー”だった元阪神ドラ1投手 遠山奨志さんは京都の高校で球児を熱血指導中
プロ野球ドラフト会議が23日に行われた。競合、くじ引き、一本釣り。今年も泣き笑いのドラマが展開されたが、40年前の1985年に阪神の1位指名を受けたのが遠山奨志さんだ。ドラフトの思い出や2度の戦力外通告、巨人・松井秀喜キラーとしての...
-

ドラフト指名選手に贈る言葉…同期の中で10年プロで飯を食えるのは一握りの厳しい現実
23日のドラフトで今年も116人のアマチュア選手が指名された。 私が直接、ドラフト会議に関わったのは、横浜(現DeNA)の監督を務めた1998年からの3年間。関わったといっても、球団とスカウトから指名リストの報告を受け、「わ...
-

ヤクルトのドラフトは12球団ワースト…「余裕のなさ」ゆえに冒険せず、好素材を逃した気がする
育成枠も含めて116名が指名された今秋ドラフト。果たして、最も「得した球団」と「損した球団」はいったいどこか。 ドラフト候補の球を実際に受けて取材するスタイルを確立した、「流しのブルペン捕手」こと安倍昌彦氏が掛け値なしで評価...
-

ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定
育成枠も含めて116名が指名された今秋ドラフト。果たして、最も「得した球団」と「損した球団」はいったいどこか。 ドラフト候補の球を実際に受けて取材するスタイルを確立した、「流しのブルペン捕手」こと安倍昌彦氏が掛け値なしで評価...
-

阪神ドラ1立石正広に“居場所”はある?日本S「入団したつもりで見て」なんて言われても…
25日に戦いの火蓋が切られる日本シリーズ。2戦目までの舞台はソフトバンクの本拠地福岡とあり、阪神の藤川監督は「ビジターが最も得意」と自信満々だ。 そんな虎の指揮官は23日のドラフトで目玉の即戦力野手、立石正広(創価大)を1位...
-

ロッテドラ1石垣元気はサブロー監督の「昭和の野球」にぶっ壊されないか
「ホッとしています。1位で指名してもらえるとは思っていなかったので。(チームの印象は)お菓子のイメージ。世界で投手と言えば自分、と言われるような投手になりたい」 ロッテに1位指名された石垣元気(18=健大高崎、投手、右投両打)...
-

ヤクルト青木“GM”が主導したバランスドラフトの成否…今後はチーム編成を完全掌握へ
池山ヤクルトが大学日本代表主将の一本釣りに成功した。23日のドラフトで強打の内野手、松下歩叶(法大)を1位で単独指名。前日までアマ球界ナンバーワン野手の創価大・立石正広の1位入札が濃厚とされていたが、競合を避けた現実路線が奏功した。...
-

阿部監督が「僕の中で1番」と言い切った巨人ドラ3左腕・山城京平の気になる評判
「いやもう、100点満点」 巨人の阿部慎之助監督(46)が満足そうに振り返った。23日のドラフトで6選手を指名(育成を除く)。1位で事前公表したアマ球界ナンバーワン左腕・竹丸和幸(鷺宮製作所)の単独指名に成功すると、2位では身...
-

今秋ドラフトは不作!1位指名の事前公表がわずか3球団どまりのウラ側
巨人・竹丸和幸(投手=鷺宮製作所) 広島・立石正広(内野手=創価大) 西武・小島大河(捕手=明大) ドラフト前日の22日までに1位指名を公表したのは、この3球団のみだった。 残り9球団は黙して語らず。中には最下位に...
-

亜大・斉藤汰直の60mキャッチボールは強く、低く、まっすぐに伸びる
アップを繰り返す室内練習場。ストレッチから軽いキャッチボールを始める斉藤汰直投手は、決して先を急がない。 一つ一つの動作をゆっくり、ゆっくりと繰り返し、昨日良かった感触を体に思い出させ、今日試そうとしている新たな動作を体に刷...
-

松井秀喜の米挑戦成功を確信していたワケ…その図太さには呆れを通り越して関心させられた
日刊ゲンダイではこれまで、多くの球界OB、関係者による回顧録や交遊録を連載してきた。 当事者として直接接してきたからこそ語れる、あの大物選手、有名選手の知られざる素顔や人となり。当時の空気感や人間関係が、ありありと浮かび上がる...
-

危うい均衡で成り立っているドラフト制度の実情...今後は制度設計の見直しを迫られる局面へ
【Q】23日に開催されるプロ野球ドラフト会議。ドラフト指名選手は契約金1億円、年俸1500万円、出来高5000万円が上限とされ、順位が下がるごとに金額が減るのが一般的だ。とはいえ、同じ球団、同じ順位でも年度によって金額はまちまち。基準...
-

巨人が1位指名公表 鷺宮製作所・竹丸和幸の驚くべき成長曲線…高校時代はマネジャー異動が浮上した小声の怪腕
今春の3月、「スポニチ(社会人東京)大会」の神宮球場で、鷺宮製作所の関係者の方が、高ぶる思いを抑えるように、こんな話をしてくださった。 「オリックスの宮城大弥みたいなブアッとホップするようなシュートを投げるんですよ。それに、チ...
-

健大高崎・佐藤龍月のドラフト指名はあるか…12球団スカウトが注視するTJ手術からの復活
「ウチが指名するかどうかは言えないけど、他球団に行った場合も気にかけたい投手です」 あるパのスカウトがこう語るのが、健大高崎(群馬)の左腕、佐藤龍月だ。 チームメイトの石垣元気ばかりが注目されるが、昨年のセンバツは2年...
-

日本ハム新庄監督がドラフト会議出席に気乗りしないワケ…ソフトB小久保監督は欠席表明
それにしても思い切ったものだ。 CSファイナルステージで日本ハムを下し、日本シリーズ出場を果たしたソフトバンク。21日、三笠GMは23日のドラフト会議に小久保監督が出席しないことを明かした。 三笠GMは「(小久保監督...
-

佐々木麟太郎をドラフト指名する日本プロ球団の勝算…メジャーの評価は“激辛”、セDH制採用も後押し
あす23日のドラフト会議で、1位指名されるともっぱらなのが米スタンフォード大の佐々木麟太郎(20)だ。 花巻東(岩手)時代は高校通算140本塁打。2023年のドラフト1位候補だったが、米国留学を選択。1年目のリーグ戦の成績は...
-

ボビー・バレンタイン監督に「これが外国人監督か」とカルチャーギャップに驚いた
日刊ゲンダイではこれまで、多くの球界OB、関係者による回顧録や交遊録を連載してきた。 当事者として直接接してきたからこそ語れる、あの大物選手、有名選手の知られざる素顔や人となり。当時の空気感や人間関係が、ありありと浮かび上がる...
-

青学大・中西聖輝が“鬼の東都”で無双できるワケ…腕の振りの強弱で球種は判別困難
とにかく、投げるたびに抑えてしまう。 「鬼の東都」とも呼ばれる学生球界最高レベルの野球技術と、選手の質と、勝利に対する執着心の高さが渦巻くリーグ戦で、この春まで5連覇。 その投手陣の絶対的エースとして3年春からの4シー...
-

日本ハム粉砕の立役者 ソフトバンク川瀬晃は野球偏差値高い「川崎宗則2世」
脇役が大仕事をやってのけた。3勝3敗で迎えた20日のCSファイナルステージ最終第6戦、ソフトバンクの川瀬晃(28)が値千金の勝ち越し打を放った。 「2番・遊撃」でスタメン出場。1-1の同点で迎えた五回2死満塁、日本ハム達の13...
-

ドラフト目玉投手・石垣元気はメジャーから好条件オファー届かず…第1希望は「日本ハム経由で米挑戦」
CSファイナルステージでソフトバンクに3連勝しながら、20日の第6戦に敗れて日本シリーズ進出を逃した日本ハム。 ドラフト(23日)に向けた14日のスカウト会議では、北海道出身で158キロ右腕の石垣元気(健大高崎)を1位候補に...
-

佐々木麟太郎に「ドラフト上位指名縛り」のウワサ…リスク回避で浮上する強打者6人の名前
23日のドラフト会議で何球団が指名するのか。 花巻東高から米スタンフォード大に進学、指名対象になっている佐々木麟太郎(20)のことだ。 今年は不作ドラフトといわれる上に、2027年からセ・リーグで指名打者制が導入され...
-

木佐貫洋の"生真面目さ"に私は面食い、野球以外の天職は銀行員しかないと確信した
日刊ゲンダイではこれまで、多くの球界OB、関係者による回顧録や交遊録を連載してきた。 当事者として直接接してきたからこそ語れる、あの大物選手、有名選手の知られざる素顔や人となり。当時の空気感や人間関係が、ありありと浮かび上がる...
-

【捕手】坂本誠志郎はベンチスタートでも試合に出ているかのように分析、研究していた
1977年ドラフト5位で内野手として阪神入団、引退直後の82年から昨年まで43年間にわたり、スコアラーとしてチームを支えたのが飯田正男氏(66)だ。プロ野球史上最速でリーグ優勝を果たした阪神の主力選手の思い出話を交えつつ、スコアラー...
-

明大・毛利海大は「オリ山下舜平大仕込み」の強烈バックスピンが武器
今春、そして現在進行中の秋のリーグ戦、2季連続で明大のエースとして“奮投”を続ける毛利海大投手のいちばんのアドバンテージは、いつもコンスタントに持てる実力を発揮して勝利に結びつけ、大崩れのない「任せて安心」感だ。 どっしりと...
-

プロ野球コーチ“横滑り多発”の裏に深刻な人材難…「割に合わない」イメージ定着で新陳代謝進まず
さすがに驚いたファンも多いようだ。 19日、広島が来季の投手コーチとして、今季までヤクルトに在籍した石井弘寿一軍投手コーチ(48)を招聘することが分かった。同コーチは2011年の現役引退後、ヤクルトの指導者に転じて14年目。...
