プロ野球
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巨人・泉口友汰がセ首位打者に浮上…遊撃手“3番手扱い”からの進化を支える2人の師匠
巨人2年目の泉口友汰(26)が、3日に2試合連続の猛打賞で打率を3割に乗せ、セ・リーグの首位打者に浮上した。 岐阜で行われた4日のヤクルト戦も3打数1安打で打率.300とし、リーグトップをキープ。出塁率も.362で、もっか2...
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巨人阿部監督が温めていた田中将大の「中継ぎ1勝プラン」はついに消滅か?
今季中に達成できるかどうか──。 巨人の田中将大(36)が3日、中5日でヤクルトとの二軍戦に先発。8月29日の登録抹消後の初登板は初回、先頭の武岡に左越え二塁打を許したものの、1死二塁から山田を二ゴロに打ち取ると、後は危なげ...
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高校球児の「日本ハム人気」を押し上げる昨秋ドラ1ルーキー柴田獅子の台頭
試合には敗れたものの、将来のための布石は打った。 日本ハムは3日、ドラ1ルーキーの柴田獅子(19)が3イニング限定でロッテ戦に先発。初回に連打を浴びて先制点を与えたものの、その後は無失点に抑えた。 昨秋ドラフトの外れ...
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無失点記録継続中の阪神・石井大智がセMVPを取る条件…大本命の主砲・佐藤輝明を凌げるか
最短で5日にNPB史上最速のリーグVが決まる阪神。チーム周辺では早くも「MVP」の話題が浮上している。 大本命はもちろん、4番として35本塁打、86打点でリーグ2冠を独走する佐藤輝明(26)だ。球場が広いうえに、左打者に不利...
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阪神の独走を許した「巨人の大罪」…1点差にめっぽう弱い要因を元コーチ2人が看破する
まだ9月に入ったばかりというのに、マジックを6とした阪神のリーグ優勝が目前に迫っている。 2日現在、2位巨人とのゲーム差は16。開幕前は優勝を争うとみられたが、巨人は今季の阪神戦7勝17敗と大きく負け越し。あと1試合を残し、...
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教え子の元巨人・川中基嗣の実家は太かった。あんなプロ入りパーティーは彼くらいだろう
日刊ゲンダイではこれまで、多くの球界OB、関係者による回顧録や交遊録を連載してきた。 当事者として直接接してきたからこそ語れる、あの大物選手、有名選手の知られざる素顔や人となり。当時の空気感や人間関係が、ありありと浮かび上が...
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日本ハム新庄監督の頭を悩ます万波中正の“低空飛行”…8月は打率.197とドン底
逆転Vを目指す2位日本ハムが痛恨の連敗である。 31日の楽天戦に敗れ2連敗。同日、首位ソフトバンクもロッテに負け、依然として1ゲーム差と逼迫した展開が続いている。 逆転できそうで勝ち切れない……そんな新庄監督の頭を悩...
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中日“DeNA藤浪晋太郎対策”のお粗末…左打者8人ズラリの消極采配で日本復帰後の初勝利献上
どうぞウチの打者を打ち取ってください──DeNAの藤浪晋太郎(31)にすれば、そう言われたような心境だったのではないか。 31日、中日は今季2度目となる藤浪との対戦に、またもスタメン9人中8人を左打者で固める極端なオーダー。...
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巨人に漂う不穏な空気…杉内投手チーフコーチの「苦言連発」「選手吊るし上げ」が波紋広げる
連覇を狙ったシーズンで阪神の独走を許し、巨人のベンチにもストレスがたまっているのは、理解できなくもない。 「とはいえ、です。2-3で敗れた30日の阪神戦後、5回途中3失点で降板した井上(温大)に対する杉内投手チーフコーチの言葉...
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パV争いはラストスパート間際 日本ハム「優勝の条件」を話そう
プロ野球のペナントレースは、残すところ30試合前後となった。 阪神の独走で優勝争いの灯が消えたセ・リーグとは対照的に、パ・リーグは首位のソフトバンクと2位の日本ハムが1ゲーム差で白熱の大接戦を演じている。 マラソンに...
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近藤健介「脇腹故障」と柳田悠岐「実戦復帰」が交互に訪れるソフトバンクの悲喜劇
ソフトバンクに「悲報」と「朗報」が交互に訪れた。 まずは悲報だ。29日のロッテ戦で三回に2ランを放った「3番・右翼」の近藤健介(32)が直後の守備から交代。ダイヤモンドを回ってベンチに戻った際、顔をしかめて左脇腹を気にする素...
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巨人・田中将大の日米通算200勝“チャンス”はあと2試合…次回登板は最短で9月8日
巨人の田中将大(36)が29日、出場選手登録を抹消された。 前日28日に、あと1勝に迫る日米通算200勝をかけて敵地マツダスタジアムでの広島戦に先発したものの、今季自己最短タイとなる2回6安打5失点。わずか50球で降板となり...
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専門家がはじく阪神Vの経済効果 日本Sで新庄日本ハムと対戦なら“追加ボーナス”も
2年ぶりのリーグ優勝が目前に迫った阪神はこのオフ、莫大な恩恵を被りそうだ。 数々の経済効果を算出する関大名誉教授の宮本勝浩氏が28日、阪神優勝時の経済効果を発表。全国で約1084億円、関西地域では約976億円とした。一昨年(...
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中日もうDeNA藤浪を責められない皮肉…仲地礼亜が頭部危険球で“ブーメラン”な一発退場
その瞬間、両軍の首脳陣、選手の顔面が蒼白となった。 昨28日のヤクルト戦で、中日の仲地礼亜(24)がまさかの背信投球だ。 三回2死一、二塁の場面、146キロの抜けた速球が北村の頭部めがけて一直線。直撃を食らった北村は...
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田中将大の日米通算200勝“足踏み”に巨人の営業がほくそ笑むワケ
史上4人目の日米通算200勝はお預けとなった。 巨人の田中将大(36)が昨28日、敵地での広島戦に今季7度目の先発登板。気合の入った表情で中6日のマウンドに上がったものの、初回に3安打を浴びて1点を失うと、逆転してもらった二...
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日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ
27日現在、本塁打(27)と打点(76)でリーグトップのレイエス(30=日本ハム)。 昨夜はかかとのケガでスタメンを外れたものの、本塁打は2位に7差、打点は21差と独走状態だから、タイトルはほぼ手中にしたと言えるのではないか...
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阪神「投げる公務員」早川太貴の正体…国立大→公務員→くふうハヤテ→育成3位の苦労人
「すごいうれしいです。(初先発は)前回甲子園で苦しんで、なかなかうまくいかなかったので、今度こそ絶対にやってやろうと思いました」 試合後のヒーローインタビューで初々しかったのは、阪神に育成ドラフト3位で入団し先月、支配下契約を...
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巨人・小林誠司に一発逆転のチャンス到来!一軍昇格で「今季引退説」の払拭なるか
人気者が帰ってきた。 巨人は26日、右手骨折で離脱した甲斐拓也(32)に代え、小林誠司(36)を一軍に登録した。 正捕手の甲斐は、23日のDeNA戦で本塁上のクロスプレーの際に、右手中指を骨折。今季絶望の可能性がある...
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プロ野球の「グッズ販売ビジネス」の儲けはどれくらい?
【Q】 プロ野球に欠かせないもののひとつが選手グッズ。レプリカユニホームやタオルをはじめ、さまざまな商品が売店を彩っている。グッズの売り上げが大きい選手は年俸の査定にも影響するのか。グッズ販売による球団の収益はどれくらいなのか。 ...
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キャッスルで結婚式を挙げるはずが…「派閥の親分」の一言で断念、ヒルトンになった
かつて中日には「派閥」があった。俺が「親分」として慕っていたのは沢村賞投手の小松辰雄さんだ。 プロ2年目で二軍暮らしだった俺は、故障で二軍調整中だった小松さんからキャッチボールの相手を頼まれた。 そうそう、俺はプロ1...
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阪神は引き留め料“大出血”必至…国内FA近本光司の残留に使う巨額マネー
虎の“スピードスター”の周辺が騒がしくなってきた。 19日に国内FA権を取得した阪神の近本光司(30)。本人は「時間がある時に考えたい」と多くは語っていないものの、粟井球団社長は「慰留? そんなの聞くまでもない」と、全力で引...
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阪神は「横浜銀行」サマサマ…貯金に加え“不良債権”回収まで、DeNAに頭上がらず
こんなにありがたい「ライバル球団」は他にない。 昨27日の試合前練習で、DeNAの藤浪晋太郎(31)が古巣の阪神ナインと旧交を温めた。藤川監督ら首脳陣と握手を交わすと、かつての同僚や先輩とも笑顔で談笑。約1時間、たっぷりと時...
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「ラミレス監督」が誕生しそうなセパ4球団…本人も2度目にやる気満々か
プロ野球は残り30試合前後となり、優勝争いが佳境を迎える一方、9月に差し掛かるこの時期は、各球団が来季に向けた動きを本格化させていく時期でもある。 中でも重要ミッションといえるのが監督人事である。 就任1年目でリーグ...
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正捕手・甲斐拓也の骨折離脱が巨人に「プラス」の根拠とは???
「巨人、正念場」「今季絶望的」「手痛い離脱」──。23日のDeNA戦でのクロスプレーで右手中指を負傷した甲斐拓也(32)の骨折が判明すると、メディアには悲観的な言葉が並んだ。 16日には5月に左肘靱帯損傷の大けがをした主砲の岡...
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大接戦パV争いで日本ハムがソフトBに勝つ根拠…カギを握るのはCS進出に必死の楽天とオリ
「ソフトバンクが1つでも勝っていたら有利は動かなかったはずですが……これで本当にわからなくなりました」 こう話すのは評論家の飯田哲也氏だ。 本拠地エスコンフィールドでの直接対決で、首位ソフトバンクに3タテを食らわした2...
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巨人・坂本勇人に迫る「引退」の足音…“外様”の田中将大は起死回生、来季へ延命か
21日のヤクルト戦で5回3安打1失点の好投、日米通算199勝となる今季2勝目を挙げた巨人の田中将大(36)に対する評価が一変した。 楽天から加入した今季は、4月3日の巨人初登板で勝利投手になったものの、その後は立て続けに炎上...
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「掟」を破ってナゴヤ球場に外車で乗りつけたら「小松の親分」にコッテリ絞られた
俺が本格的に寮生活を始めたのはプロ2年目から。というのも、ルーキーイヤーは米国とドミニカ共和国の野球留学に費やし、ほとんど日本にいなかったからだ。 最初は名古屋市中村区にあった寮に入った。木の看板で「中日ドラゴンズ合宿所」...
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ロッテ山口航輝が崖っぷちから“確変”に突入? 4打席連続ホームランでパ・リーグ記録に並ぶ快挙
確変か実力か。 ロッテの山口航輝(25)が21日の楽天戦で4打席連続本塁打のパ・リーグ記録に肩を並べた。 初回に3試合連続となる2ランを放つと、打者一巡で2度の打席が回ってきた四回はいずれも左方向に1発、いや2発。前...
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巨人・田中将大が5カ月ぶり白星で日米通算199勝 ライバル球団スコアラーが明かす「明確な変化」とは?
巨人の田中将大(36)が日米通算200勝に王手をかけた。 昨21日のヤクルト戦に先発し、5回3安打1失点の好投。通算199勝となる今季2勝目を挙げた。楽天から巨人に移籍した今季、初登板となった4月3日の中日戦で幸先よく1勝し...
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巨人・桑田二軍監督がエース戸郷の復活後押し 課せられる「次の重要任務」とは?
もがいていた巨人のエースが復調気配である。 19日のヤクルト戦に先発した戸郷翔征(25)が、今季最長となる8回131球を投げ、2失点で4勝目(7敗)を挙げたのだ。 2年連続で開幕投手を務めながら、調子が上がらず、6月...