プロ野球
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ロッテでは心の底から野球を楽しむことができた。二軍でも少年野球を始めた頃のように汗を流した
「出番がない日もあるかもしれないが、必ずチャンスはあるから、しっかり準備をしておいてくれ」 阪神を自由契約となり、ロッテに入団した2010年、最初に球団幹部にそう言われた。開幕一軍メンバーに入ったものの、その後は二軍暮らしが続...
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日本ハム孫易磊 最速157キロ「台湾の至宝」右腕が秘める先輩以上のポテンシャル
「台湾の先輩で同じく最速157キロを誇る古林睿煬よりも、凄い投手になるかもしれません」 こう言うのは、さるメジャースカウトだ。 プロ2年目にして育成から支配下登録された22日、いきなりソフトバンク戦に登板した日本ハム...
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今や巨人のエース山﨑伊織 球宴中間発表セ先発1位は不吉…カード頭スライドは勘弁が本心?
巨人・山﨑伊織(26)は好投するも白星を逃した。 昨22日の阪神戦で今季8度目の先発。二回に大山に逆転2ランを浴びたものの、それ以降は得点を許さず、6回86球2失点で降板した。巨人はこの時点で1点ビハインドだったが、延長十一...
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最も難しいホームランバッター育成に必要なこと・邪魔なもの…僕はロッテ時代に教わった
優勝するチームには、必ず投打のタイトルホルダーがいるものだ。そんな中心選手を自前で育てられれば、チームは黄金時代を築くことができる。 現場の要望に合わせて必要な選手をドラフトで指名する。正しく育成するには、球団が主導となり、...
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阪神が警戒!今オフFA近本光司に「巨人の誘惑」…昨年も大山獲り画策、もう両球団に“聖域”はない
なんとか虎に一矢報いたが……。 巨人は昨21日の阪神戦に勝利したものの、今季は3勝8敗と大きく負け越していることもあり、ここまで22勝21敗1分けと、勝率5割付近をウロウロしている。 昨季は4年ぶりのリーグ優勝を達成...
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豪傑・深見安博はシーズン中に放り出されてもパの本塁打王を手にした
巨人にリチャード、ソフトバンクに秋広優人。シーズン中のトレードが久しぶりに大きな話題となった。2人は将来の大砲候補と期待された選手だが、過去にはシーズン中に放り出されながら、その年に本塁打王のタイトルを獲得した剛の者がいた。 ...
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僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」
二軍の存在意義とは何だろうか。まず二軍監督が「この選手は絶対にいいので使って欲しい」と一軍の首脳陣にはっきり言えること。逆に一軍や球団から「あいつを上げろ」と言われることがあるが、調子が上がっていないなら「二軍では推薦できない」とキ...
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巨人の泥沼エース戸郷に阿部監督「新球習得指令」のお門違い…今さら《球種少ない》とか言われても
巨人のエース・戸郷翔征(25)がまた勝てなかった。6度目の登板となった昨20日の阪神戦も、初回に森下に2ランを浴びるなど、立ち上がりの失点が響き、4回6安打3失点。これで泥沼の開幕4連敗となった。阿部慎之助監督(46)は「今日の打線...
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“巨人銀行”から白星量産の藤川阪神に吉兆データ…2年ぶりの優勝にこれ以上ない追い風
お得意様から着実に白星を取った。 阪神は20日、巨人を4-0でシャットアウトして3連勝。才木が今季初完投初完封勝利を挙げた。これで対巨人戦は8勝2敗。まさにお得意様である。 首位を快走するチームはこの5月、9勝5敗1...
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「隠れオンカジ常習者」はやっぱりいた…中日・小山伸一郎コーチは罰金だけでは済まされない?
ついに出た。 中日が昨19日、二軍の小山伸一郎投手統括コーチがオンラインカジノによる賭博に関与し、愛知県警から単純賭場容疑で任意の取り調べを受けたと発表。当面の間、謹慎処分を科したことも明らかにした。 プロ野球では今...
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巨人・田中将大 交流戦での一軍復帰は阿部監督の“親心”…勝手知ったるパのマウンドなら抑えられる?
日米通算200勝まであと2勝となっている巨人・田中将大(36)が二軍でもがいている。18日には約2週間ぶりの実戦登板。イースタン・リーグのオイシックス戦で、3回43球を投げて4安打1失点。3三振を奪い、最速は148キロだった。 ...
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巨人今季リーグワースト「一発病」の元凶…“貧打”中日にまさかの4被弾、救援陣の負担より深刻なことがある
阿部巨人がまさかの一発攻勢に沈んだ。 18日の中日戦。巨人は五回にリチャードの移籍2号となる3ランで逆転、六回を終えて4-2とリードしていた。 開幕から六回終了時に1点でもリードしていた試合は14連勝。つまり勝率10...
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広島新井監督がブチギレた阪神藤川監督の“無思慮”…視線合わせて握手も遺恨は消えず
甲子園球場に爆笑が渦巻いた。昨18日の阪神-広島のメンバー表交換で、広島の新井貴浩監督(48)がこの3連戦で初めて、阪神の藤川球児監督(44)と視線を合わせて握手を交わしたからだ。 1戦目は新井監督が藤川監督に視線を一切合わ...
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“完全無視”にSNSは喧々諤々!広島新井vs阪神藤川 両監督の《めっちゃバチバチ》はガチンコか、プロレスか
<めっちゃバチバチやん><新井さんの態度は理解できる><こういう緊張感はあっていい><藤川が視線を合わせないのなら分かるけど> SNSは喧々諤々だ。甲子園に不穏な空気が漂ったのは、16日の阪神ー広島戦の試合前。笑顔でメンバー...
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阿部巨人が企む「トレードもう一丁!」…パ野手の候補は6人、多少問題児でも厭わず
4連敗で貯金を吐き出して迎えた16日の中日戦。巨人は八回に吉川が起死回生の逆転3ランを放って借金生活は免れたものの、7日の阪神戦の五回から続く適時打なしのイニングは「69」に延びた。 主砲・岡本離脱の後に4番を任された吉川、...
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巨人に不吉な「マツダの呪い」…9連敗して監督が交代したあの年に似てきた
これを「鬼門」と言わずして、何と言うのか──。 15日の広島戦。巨人は試合前までリーグトップの防御率0.45、開幕5連勝中の山﨑が敵地・マツダスタジアムで今季初先発。五回まで無失点投球を続けていたが六回、小園に今季セ・リーグ...
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僕は選手をあえて突き放すこともある…「そのやり方を選択したのは自分やろ」というプロの鉄則
ロッテの二軍コーチだった頃、ある選手が僕のところに来てこう言った。 「自分はもうダメです。どうしたらいいですか?」 長い間、二軍でも結果が出ずに悩んでいた選手だった。 球団も首脳陣も能力を評価していたが、二軍暮...
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ソフトB入り秋広優人にのしかかる「世界の王」の圧…アベレージヒッター主張が通用するのか?
確かに体格は立派である。 リチャードとのトレードで、左腕の大江と共に巨人からソフトバンクに移籍した秋広優人(22)。一軍登録された昨15日の西武戦に「6番・左翼」でスタメン出場し、3打数1安打で移籍後初ヒットをマークした。 ...
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打撃コーチが試合中、絶対に言ってはいけない最悪な一言 傾向と対策を頭に入れることは大事だが...
プロの試合前のミーティングってどんなことをやっているのか。 例えばよくあるのが「ボール球を振るな」というもの。これはスコアラーと打撃コーチの共同作業。どの投手に対しても「低めのボール球になる変化球を我慢しよう」というミーティ...
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黄金の左腕、400勝投手・金田正一の獲得に成功した国鉄の尋常じゃない奇策
国鉄スワローズといえば? オールドファンなら即座にこう答えるだろう。「金田正一さ」と。そう、球界で「天文学的数字」と例えられる通算400勝を挙げた大投手である。 人呼んで、“黄金の左腕”“球界の天皇”──。 1950...
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日本ハムが変幻自在の「新庄采配」で2位オリ粉砕…指揮官がチームも他球団も翻弄しながら首位キープ
日本ハムが2位オリックスとの首位攻防戦に7-0で圧勝した昨13日、新庄野球の真骨頂が発揮されたのは1-0で迎えた七回だった。 1点を追加してなおも1死満塁の好機で9番・五十幡が2球目に投前にスクイズを敢行。三塁走者の万波に続...
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ドジャース大谷の「打点王」を阻むダークホースはカブス鈴木誠也…得点圏打率.356、34打点はリーグ2位
今季のナ・リーグは日本人同士による熾烈なタイトル争いが繰り広げられそうだ。 同じ1994年生まれのドジャース・大谷翔平とカブス・鈴木誠也(ともに30)が揃って打撃好調だからだ。 日本時間12日のダイヤモンドバックス戦...
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巨人のプロスペクトだった秋広優人放出の波紋…ファンからは非難噴出、古株スカウトも「余波」懸念
<秋広があまりにもかわいそうだ。ソフトバンクで阿部監督を見返せ!> <リチャード取るなら、普通に秋広を育てればいいだろ!> SNSなどでは巨人の秋広優人の放出に関して、球団や阿部慎之助監督への否定的な声が少なくない。 ...
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巨人「松井秀喜の後継者+左キラー」↔ソフトB「二軍の帝王」…電撃トレードで得したのはどっち?
「巨人・松井秀喜の後継者」「左キラーの変則セットアッパー」と「二軍の帝王」の2対1の電撃トレード。得をするのはどちらの球団かーー。 巨人は主砲の岡本が6日の阪神戦中の負傷で、左肘靱帯を損傷。全治3カ月の見込みとなり、7日に登録...
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巨人秋広↔ソフトBリチャード電撃トレードの舞台裏…“問題児交換”は巨人側から提案か
<え? マジで!? 秋広を…> <リチャードってあの砂川? マジ?> SNSには一報に触れたファンのこんな書き込みが相次いだ。 昨12日に両球団から発表された、巨人の秋広優人(22)、大江竜聖(26)とソフトバンクの...
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「巨人の4番」今季は何人?「歴代7位505試合」の阿部監督は《我慢して使うことができないかも》とOB
「4番に入るとホームランを打たなきゃいけないって思うのかな。なんかみんな振りが大きくなっちゃうよね」 巨人・阿部慎之助監督のセリフだ。 岡本和真が左肘の靱帯損傷で離脱。絶対的主砲の代わりがそう簡単に見つかるはずもなく、...
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巨人・田中将大よ、思い出せ。ストライクゾーンは上下に広く使うもの…オリオールズ菅野智之が好例だ
メジャー移籍1年目、オリオールズの菅野智之(35)が奮闘している。 開幕から先発ローテーションに入って、ここまで3勝2敗、防御率3.00。日本時間4日のロイヤルズ戦では、初回を三者凡退で片づけた直後、雷雨で57分間もの中断が...
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巨人阿部監督がオンカジ送検の増田大輝を「禊降格」しないワケ…《中心でなくても、いないと困る選手》
それでも一軍に残った。 8日に巨人のオコエ瑠偉(27)と増田大輝(31)がオンラインカジノで賭けをしたとして、警視庁に賭博容疑で書類送検された一件。 もともと二軍暮らしのオコエはともかく、阿部慎之助監督(46)は9日...
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オンカジ騒動 巨人オコエ瑠偉が「バクダン」投下!《楽天の先輩》実名公表に現実味
プロ野球のオンラインカジノ騒動で新たな“バクダン”が投下された。 TBSの独自ニュースによると、オンラインカジノ利用で8日に書類送検された巨人のオコエ瑠偉(27)が警視庁の任意の調べに、「2021年ごろ、当時所属していた楽天...
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なぜこのタイミング?巨人オコエ瑠偉、増田大輝だけが「実名報道」されたワケ…違法オンカジ騒動で書類送検
オンラインカジノで違法賭博をしていたプロ野球選手2人の実名が8日午前、TBSで突如、報じられた。 単純賭博容疑で書類送検されたのは巨人のオコエ瑠偉(27)と増田大輝(31)。オコエは2022年7月と23年5月、計約700万円...