日本ハム伊藤大海に「代理人と契約」情報 エースが思い描く“来オフメジャー挑戦”の青写真
エースが止めた。
17日、ソフトバンクとCSファイナルステージ第3戦に先発した日本ハムの伊藤大海(28)が圧巻の投球だ。
150キロを超える直球、スプリット、スイーパーなど織り交ぜ、8回11奪三振で無失点。ソフトバンクに0勝3敗と王手をかけられて臨んだマウンドで、2年連続最多勝投手の貫禄を見せた。ヒーローインタビューでは「(元同僚の上沢との投げ合い?)先輩だし、お世話になったので勝ててうれしい。(初戦、第2戦ともに自チームの先発が好投?)だから、長いイニング、多くの三振を取ろうとマウンドに上がった。明日以降、一層強くなって戦います」と誓った。
その右腕は、2024年1月に「(メジャー?)正直ないことはない」と発言。チームが悲願のリーグ優勝、日本一を達成した場合、「じゃあ次は何の挑戦をしようかってなった時、そうした選択肢は出てくると思う」と明かしたことがある。
だからこそ、優勝への思いは強い。チームは8月に激しい首位争いをしていたソフトバンクに3連勝した後に3勝7敗1分けと失速。伊藤は「ホークスと比べると何かが圧倒的に足りていない。どこか優しくて死ぬ気で戦っている感じがしない。殺気がない」と苦言を呈したこともあった。