ベネズエラ問題で「TACO」に期待する以外にないメジャー球界の苦境
パナマのマヌエル・ノリエガ(1990年)、イラクのサダム・フセイン(2003年)に続き、米国が他国を襲撃し、最高指導者の身柄を拘束した。
今年1月3日に起きた米軍によるベネズエラ大統領ニコラス・マドゥロの拘束は、国際社会に大きな衝撃を与えた。ベネズエラはもとより米国内でも反対の声が起き、連日のように新たな情報が報じられ、各国の米国政治の専門家の間でも今後の展開について定まった見方が示されていないのが今回の問題である。
これに対し、具体的な影響が懸念される分野の一つが米国の野球である。
2025年に大リーグの公式戦に出場した選手のうち、ベネズエラで生まれたのは93人いた。この中にはホセ・アルトゥーベ(アストロズ)やロナルド・アクーニャ・ジュニア(ブレーブス)のように過去にMVPを獲得し、現在の大リーグを代表する選手も含まれる。
「われわれが運営する」と米国によるベネズエラの国家運営への関与に意欲を示すドナルド・トランプの言葉が実現すれば、どうなるか。


















