義妹との「不適切な関係」露呈…大リーグ選手会専務理事辞任の本当の理由と今後
大リーグ選手会(MLBPA)を率いてきたトニー・クラーク専務理事が辞任した。
昨夏以来、クラークの立場は悪化していた。なぜなら、MLBPAとNFL選手会の合弁企業であるワンチーム・パートナーズの株式を取得したり、MLBPA傘下の青少年野球支援団体プレイヤーズ・ウェイに投入されている資金の規模を十分に開示していなかった疑惑から、連邦捜査を受けていた。
しかも、MLBPAが法律事務所に内部監査を依頼すると、調査の過程で義理の妹との「不適切な関係」を示すやりとりが発覚している。
こうした経緯から、クラークの辞任は不可避だった。
1999年にMLBPAの執行部に入り、2002年と06年の労使交渉に参加し、選手出身者として初めてMLBPAの専務理事となったクラークには、交渉には不向きという評判が付きまとった。
しかし、21年から22年にかけての経営陣によるロックアウトを乗り切り、22年9月にはMLBPAを全米最大の労働組合連合であるアメリカ労働総同盟に加入させるなど、労組の指導者としては一定以上の成果を残してきた。


















