ソフトB城島健司CBO「自腹で米国に行きます(笑) 完全プライベート、イチ日本国民として応援したい」

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城島健司(ソフトバンクCBO/49歳)

 2009年の第2回WBCで、扇の要として侍ジャパンを世界一に導いたのが、ソフトバンク城島健司チーフベースボールオフィサー(CBO=49)だ。当時はマリナーズの捕手として出場。攻守で存在感を発揮した。第1回大会で指揮を執ったソフトバンクの王貞治監督(現球団会長)とのエピソード、今回ソフトバンクからNPB最多となる9人を派遣するリスクなど、大いに語った。

  ◇  ◇  ◇

 ──「侍ジャパン」からは前回大会に続き、近藤健介周東佑京、牧原大成が、そして松本裕樹が初めて選出され、他国ではキューバ代表にモイネロが選ばれるなど、最多の9人が出場する。 

「組織として誇らしいことじゃないですか。(孫正義)オーナーには『世界一のチームをつくりなさい』と言われていますから」

 ──確かにソフトバンクには世界中の選手が在籍している。

「キューバ、台湾、ニカラグア……ワールドワイドにいろいろな国の選手を入れて世界一を目指しています。日本とか生え抜きとか一切関係ない。僕らが目指しているチームづくりにおいて、この9人はすごくいいメッセージになります」

 ──代表選手が多いと、WBC終了後のシーズンで反動が出る可能性も。

「3月にWBCがあって、その後にシーズンが始まることは分かっています。WBCの反動で調子が上がりません、なんて選手は代表に選ばれないでしょう。そんな志の低い選手はうちにはいません」

 ──WBCはどんな大会?

「普段野球を見ない人も見るビッグイベント。少子化やスポーツの多様化で野球人口が減っている中で、僕らはチームをつくって大きくしなきゃいけない。時代の流れと逆のことをしている。国際大会なくしてスポーツの繁栄はあり得ない。だから、WBCは野球人口を広げるという意味でも、すごく大きな大会。協力しない手はないわけです」

 ──2009年の世界一メンバー。重圧はすごかった?

「夜眠れなかったり、試合前にえずくこともありました。最初は一軍の試合、オールスター、日本シリーズ……。緊張ってだんだん慣れていくものなんです。でも、WBCでいつもと違う精神状態になって、自分にまだ伸びしろがあったんだと気付かせてもらい、視野が広くなりました」

 ──WBCに出場する際の心構えは?

「日本代表に選ばれたのは、何かを持っているから。最後は自分の技術を信じるしかない。WBCを戦うと最終的に『私は〇〇のプロだ』と言えるようになって帰ってきます」

 ──〇〇のプロとは?

「自分はなぜ代表に選ばれているのか。例えば肩や足っていうのを明確に言えるようになる。ここぞの時に準備できるようになる。極限の緊張感の中、それが分かっていないと、すがるものがないんです」

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