メキシコに1年 AKB48入山杏奈の海外留学は吉と出るか?

公開日: 更新日:

 AKB48の入山杏奈(22)が10日、幕張メッセで行われた「AKB48グループセンター試験」でドラマ出演のため、メキシコに1年間留学することを発表した。

 昨年12月、現地テレビ局のドラマ「LIKE」に日本人役でAKBから誰かひとりが出演することが決定しており、抜擢された入山は4月から現地で撮影が始まる。「10代の頃は海外ドラマを見ていました。スペイン語圏にも、AKB48というガールズグループがあると伝えたい」と意気込む入山に、AKBグループの総合プロデューサー秋元康氏も「入山なら大丈夫」と太鼓判だ。

 同作は8、9月からの放映で、アメリカでも放映。日本は翌年1月からの予定というビッグプロジェクト。ヒットすれば「セックス・アンド・ザ・シティ」や「ゴシップガール」の女優のように世界中から注目される可能性もある。

■アイドル好きの潜在視聴者

 アイドル評論家の北川昌弘氏は「メキシコ行きは悪くない」とこう続ける。

「入山さんはAKBでキャリアもあり、卒業も視野に入る年頃でもあり“爪痕”を残さなくてはという気持ちもあるはず。そんな中でのメキシコ留学は大いに意味があると思います。既にインドネシアで人気を得たJKTの仲川遥香さんの成功事例もあります。“日本人役”を日本のアイドルでというオファーがあったということですから、既に“日本のアイドル”が好きな視聴者が潜在的にいるということ。AKBでビジュアル抜群といわれている入山さんなら、海外のアイドルファンの心をワシ掴みにするはずです」

 ドラマを終えて日本に戻る頃は、東京五輪目前。入山が“ラテン語圏”担当の東京五輪アンバサダーになる可能性もある。メキシコ行きは入山にとって最高のチャンスボールになりそうだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    日本球界今オフを襲うポスティング地獄…“予備軍”もゴロゴロ、空洞化ますます加速

    日本球界今オフを襲うポスティング地獄…“予備軍”もゴロゴロ、空洞化ますます加速

  2. 2
    佐々木朗希とのただならぬ関係…陰で糸引く「黒幕」は大船渡高時代の韓国遠征まで追いかけた

    佐々木朗希とのただならぬ関係…陰で糸引く「黒幕」は大船渡高時代の韓国遠征まで追いかけた

  3. 3
    ついに国民年金65歳まで納付案が…政府がヒタ隠す「年金積立金250兆円」という都合の悪い真実

    ついに国民年金65歳まで納付案が…政府がヒタ隠す「年金積立金250兆円」という都合の悪い真実

  4. 4
    キムタクを縛り続ける《公称176cm》のデータ…「Believe」番宣行脚でも視聴者の関心は共演者との身長比較

    キムタクを縛り続ける《公称176cm》のデータ…「Believe」番宣行脚でも視聴者の関心は共演者との身長比較

  5. 5
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

  1. 6
    「白鵬の弟子」押し付け合い勃発! あちこちから聞こえる師匠譲りの不穏な評判

    「白鵬の弟子」押し付け合い勃発! あちこちから聞こえる師匠譲りの不穏な評判

  2. 7
    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 8
    キムタク主演ドラマがまさかの1ケタ…“考察”慣れしすぎて王道スポ根が楽しめない?

    キムタク主演ドラマがまさかの1ケタ…“考察”慣れしすぎて王道スポ根が楽しめない?

  4. 9
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 10
    大谷は徹底した個人主義、思考回路も米国人…ゴジラ松井とはメンタリティーに決定的差異

    大谷は徹底した個人主義、思考回路も米国人…ゴジラ松井とはメンタリティーに決定的差異