関ジャニ「鳥貴族」は2.5倍 夏枯れ相場の“買い”はIPO

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 兜町が驚いた。10日、株式を新規公開(IPO)した焼き鳥チェーン「鳥貴族」の初値が公開価格2800円の約2・2倍となる6180円を付けたからだ。

「焼き鳥を280円均一で売るビジネスで、脱デフレとはほぼ無縁です。目新しい商売とは言い難いし、まさか売り出し価格の2倍を超える初値が付くとは予想していなかった。しかも取引初日の終値は7180円と公募価格の2・5倍以上。恐れ入った」(市場関係者)

 鳥貴族は、社長の長男がアイドルグループ「関ジャニ∞」の大倉忠義で、公開前から話題を振りまいた。有価証券届出書によると、忠義は同社株を1万株保有。10日終値ベースの資産価値は7180万円で、一族全体だと56億円になる。一気に株長者の仲間入りだ。

「“関ジャニ・プレミアム”が上乗せされた可能性はありますが、IPOは相場全体の沈滞ムードと違って勢いがあります。6月25日上場のポバール興業(工業用ベルト)以降、IPOは5連続で公開価格を上回っています」(株式評論家の倉多慎之助氏)

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