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“第四新卒”を積極採用 「森下仁丹」V字回復させた異色社長

 結果、30~60代の10人を採用。IT企業出身の40代、医薬品メーカーを定年まで勤め、第二の人生を森下仁丹に懸けたいという60代など経歴はさまざまだが、採用するにあたって重要だったのは何か。

「サッカーにフォワードやディフェンダーなどポジションごとに役割があるように、会社も経営戦略に不可欠な人材を採用します。その中で彼らに共通していたのはマインドです。例えば、面接において私があえておかしな意見を言った時に迎合せず、建設的に自分の意見を主張できるかどうか。上にお伺いを立てるのではなく、事業を成功させて自分がのし上がってやろうというハングリー精神があることが、企業の業績を上げていくためには大切だと思うのです」

■下の世代のカンフル剤に

 実は駒村氏自身も2003年に52歳で三菱商事から異業種である森下仁丹に転職した「第四新卒者」。当時、森下仁丹は赤字額30億円という危機的状況に陥っていた。執行役員として入社した駒村氏は“老舗企業”というブランドに慢心する会社の体質を改善し、わずか3年でV字回復を成し遂げている。

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