松山がちぐはぐプレーで出遅れ 5差1オーバー41位タイ発進
【WGCメキシコ選手権】
世界ランク4位に上昇すると、松山英樹(25)のペアリングも豪華になる。初日、2日目は同1位のD・ジョンソン(32)と、メジャー4勝の同3位R・マキロイ(27)だ。悲願のメジャー優勝には直接対決で上位に立ち、自信と経験を積んでおくことが必要だが、2人にかなわなかった。
「ショートゲームがうまくいかないから2打目に無理をしてドタバタした。グリーンが難しい。ストロークもよくない。明日に向けてパッティングを修正したい」(松山)
コースが海抜2400メートルの高地にあって、ボールが飛び過ぎて番手選びに悩み、さらにポアナ芝のグリーンに苦しんだ。
イン発進の前半は11番、12番、14番とボギーが続いた。12番は8メートルのバーディーパットが、同じ距離だけカップをオーバーして3パットボギー。
それでも15番から3バーディー奪ってイーブンパーに戻すと、折り返して3番パー3はティーショットがピンそば1.5メートルにピタリ。これを決めて1アンダーとしたが、続く4番では1.2メートルのパーパットを決められず、5番は10メートルから3パットと連続ボギーをたたいて1オーバー41位だった。
マキロイは3アンダー7位、ジョンソンが1アンダー20位と手堅くアンダーパー圏内につけた。 初日トップは4アンダーでP・ミケルソンら6選手が並ぶ混戦。日本勢は池田勇太と谷原秀人はともに4オーバー61位タイだった。