長嶋茂雄さんから頂いた「日本一MVPのクルマ以上のプレゼント」 我が家の「家宝」になりました

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 特別なアドバイスをしてくれるわけではありませんが、背中越しに、あの甲高い声が聞こえると、なぜか集中力が増してくるのです。

「そうだ! いいねえ今のスイング」

 予定の20分を過ぎても長嶋さんの口から「ラスト」の声は聞かれません。

「タイム!」

 突然、長嶋さんが叫ぶと、打撃ケージの中に入ってきてボクの正面に立ちます。

「はい、ゆっくりスイングしてみて。そうOK! グッド」

「いい感じだね。パーフェクト!」

 打ち始めてから30分を過ぎて体はヘトヘト。口から心臓が飛び出しそうなほどバテバテなのに、長嶋さんの声に体が自然と反応するから不思議です。これが、長嶋さんという人が持つ魔力なのでしょう。

「君ね。こんなに素晴らしいバッティングしてるんだよ。3割じゃないよ。首位打者も取れるんだよ」

 “ミスタープロ野球”ともいうべき長嶋さんの言葉は、その後の野球人生においてどれだけ自信になったことでしょう。

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