長嶋茂雄さんは 「○○○○付いてんのか!」と激怒するや、助っ人のバスタオルを引っぱがした

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2006年掲載「田沼一郎氏 巨人助っ人三国志」の第8回を再公開

 “燃える男”、“ミスター”の愛称で国民的人気を誇ったプロ野球巨人監督の長嶋茂雄さんが6月3日、都内の病院で肺炎のために亡くなった。享年89。選手、監督として数々の伝説、逸話を残した「ミスタープロ野球」は、身近に接した誰もにそれぞれの「長嶋茂雄像」を強く印象づけてもいる。日刊ゲンダイ連載で多くの球界OBが語ってきたその実像を再構成して緊急公開します。

 今回は巨人の元通訳、渉外担当を務めた田沼一郎氏による「巨人助っ人三国志」の第8回(2006年掲載)を再公開(本文中の年齢・肩書きなどは当時のまま)。

  ◇  ◇  ◇

 巨人で僕の通訳という仕事は、首脳陣、選手、フロントと外国人選手の間に入って、日本語を英語に、あるいは英語を日本語に訳すことである。とはいっても訳さないケースもあれば、訳せない場合もある。とっさのあまり、日本語あるいは英語の単語を忘れて通訳できなくなることもある。

 昭和50年のことだ。試合に負けたロッカーで長嶋監督がデーブ・ジョンソンのバスタオルをはぎ取って、「○○○○、付いてんのか!」と怒鳴ったことがあった。

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