もがいていた巨人のエースが復調気配である。
19日のヤクルト戦に先発した戸郷翔征(25)が、今季最長となる8回131球を投げ、2失点で4勝目(7敗)を挙げたのだ。
2年連続で開幕投手を務めながら、調子が上がらず、6月23日に屈辱の2度目の二軍降格。ファームでは桑田真澄二軍監督(57)と、力感のないフォームや威力のある直球を取り戻すことを最優先に突貫工事を行った。戸郷は前日の試合後、「久しぶりの長いイニングで久しぶりの感覚。真っすぐの質の良さを取り戻したのが勝利の要因」と振り返った。
さるファーム関係者がこう言う。