阪神藤川監督がそんなに嫌い? 掛布雅之OB会長が「佐藤輝明のスタメン外し」に苦言連発の深層
「お客さんのためにも、フルメンバーで戦ってほしかったですね」
テレビ解説でこう苦言を呈したのは、阪神OB会長の掛布雅之氏。12日の広島戦、主力の佐藤輝明、中野らをスタメンから外して臨んだ藤川球児監督に対して向けられたものだ。
「佐藤、元気でしょ? 4番、サードの佐藤を外して欲しくなかったですね」
掛布氏は現役時代、佐藤輝と同様、左打ちの大砲として、「4番・三塁」を担った。「ミスタータイガース」として絶大な人気を誇り、多少のケガでもスタメンを張り続け、663試合連続出場を記録。後年、「タイトルよりもこだわっていた」と話したように、ファンあってのプロ野球を体現した。「阪神の顔」になりつつあるサトテルのスタメン落ちには、納得がいかなかったようなのだ。
掛布氏の舌鋒は止まらず、中野が六回裏の守備から途中出場したことについても、「どういう意図で(スタメンから)外したのか聞いてみたい。途中からだと休養にならない」などとブツブツ。試合も2-9と大敗したとあって終始、ゴキゲンななめだった。