巨人に屈辱の「対阪神戦ワースト記録」に現実味…“2位死守”のため残り6試合全敗すらありうる状況に

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「忘れてはいけない数字になった」

 2023年9月、巨人原辰徳監督が残したセリフである。

 巨人はこの年、リーグ優勝した阪神に6勝18敗1分け。2リーグ制になった1950年以降、長い“伝統の一戦”の歴史でワーストとなる、借金12の惨敗を喫した。

 原監督は「未来永劫、巨人対阪神戦はある。これを肝に銘じて、つなげていくことが大事」と唇を噛みつつユニホームを脱いだが、まさかその2年後に、歴史的屈辱を更新しかねない事態に直面するとは思ってもいなかっただろう。

 15日の阪神戦こそ、リーグでトップの防御率を誇る先発の山崎伊織が4点を先制されながら、六回に坂本勇人の代打3ランで反撃し、再び点差を広げられた七回には、これまた代打の中山礼都が同点の2ランを放つなど、珍しく劣勢をはね返した。八回のキャベッジの勝ち越し犠打で劇的勝利をモノにしたものの、それでも今季の直接対決は6勝13敗の借金7と一方的である。

 故・長嶋茂雄終身名誉監督の追悼試合として行われる16日の試合を含めて、阪神戦の残りは6試合ある。5敗で一昨年のワースト記録に並び、全敗で屈辱の記録更新となってしまう。

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