巨人に深刻「ガキ使」ショック!ミス許されぬ緊迫状況でナイン完全委縮の悪循環
防御率リーグトップの巨人の山﨑伊織(26)でも、嫌な流れは止められなかった。
1日のDeNA戦に先発したが、2-0の五回に連打を浴びて無死一、二塁のピンチを招くと、続く佐野と宮崎に適時打を浴びて同点とされた。さらに山本にも左中間への適時二塁打を打たれ、2死後には投手のジャクソンに押し出し四球。桑原にも中前へ2点適時打を浴びて、5回途中6失点KOとなった。
前夜の悪夢の流れのままだった。7月31日の中日戦の延長十回、二塁・湯浅の落球をきっかけにサヨナラ負け。4-3の五回無死一塁では、一ゴロで投手の井上が一塁ベースカバーを怠り、併殺を逃すなど、今季2度目の4失策と守備が乱れての手痛い敗戦に、阿部監督は「守備がだらしない。使っているのは俺だから申し訳ないけど、ガキの使いじゃない」と激怒した。
さる巨人OBがこう言った。
「前日に阿部監督に『ガキの使い』と言われた井上はこの日、登録を抹消された。この日は試合前まで防御率1.07でリーグトップだったエース格の山崎がらしくない投球で6失点と炎上。三塁の新人・荒巻がイージーゴロを一塁へ悪送球(失策)するなど、阿部監督の懲罰人事や厳しい叱責に、ミスは許されないと巨人ナインが完全に委縮しているのが気になります」