ヤクルトの「青柳晃洋獲り」にこれだけの勝算…特別な“コネ”と“副業”が追い風に
今度こそは…となるのか。
25日、ヤクルトが前フィリーズ傘下2Aの青柳晃洋(31)と獲得交渉した一件だ。
ヤクルトは今季、83試合で28勝50敗5分け、両リーグワーストの借金22を抱えて断トツの最下位に低迷。中でもチーム防御率はリーグで唯一の3点台となる3.56と、投手陣の立て直しは急務だ。
そんな中、昨オフに阪神からポスティングで米球界に移籍しながら、一度もメジャー昇格することができず、24日に自由契約になった横手右腕に白羽の矢を立てたわけだ。
7月31日に補強期限を迎えるにあたり、シーズン途中に青柳ほどの実績がある投手を獲得できるケースは滅多にない。昨季は12試合で2勝にとどまったものの、21年から2年連続で最多勝、22年には最優秀防御率のタイトルも獲得した。その2年間は、ヤクルトの本拠地・神宮で8試合、5勝1敗と相性も良い。
「不安材料は近年、ことごとく補強に失敗していることです」とは、在京の放送関係者だ。