田中将大が“順番待ち”…巨人先発ローテから引きずり降ろされるのは誰? 戸郷翔征は危機一髪で回避

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 日米通算198勝の巨人田中将大(36)が、二軍で手ぐすね引いている。

 7月30日のヤクルトとの二軍戦に先発し、変化球を駆使しながら、5回75球を投げて5安打4奪三振1失点。毎回走者を背負ったものの、「よく粘って投げた」と目を細めた桑田二軍監督は「(課題は)スプリットだけじゃないか。あれが思うように落ちたらもっと簡単に(空振りを)取れる。いい状態をキープしながら(一軍から声がかかるのを)待つということ。その間にスプリットをなんとか改善する。課題はそこ一点」と話した。

 さる巨人OBがこう言った。

「30日の中日戦でもし戸郷がふがいない投球でKOされるようなら、戸郷を1試合で二軍に逆戻りさせ、二軍から田中将を昇格させるプランがあった。戸郷を水曜日の登板にして、田中将の二軍戦先発と同じ日に合わせたのは、来週は内容のいい方を一軍戦で使うという予定だったからでしょう。戸郷は見事に3勝目を挙げ、結果で自身3度目の降格と田中将の昇格を阻止したことになります」

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