ビシエドDeNA入りの前評判 中日退団のきっかけ「中田翔」より結果を残せるのは間違いなし
「日本に戻ることを目標に頑張っていました」
かつて名古屋を沸かせた助っ人が、満面の笑みを浮かべた。
DeNAと契約した元中日のダヤン・ビシエド(36)が22日、横浜市内の球団事務所で入団会見を行った。
昨オフ、9年間在籍した中日を退団。日本球界復帰の望みを抱きつつ、今季はメキシカンリーグのドスラレドス・オウルズでプレー。38試合で打率.276、8本塁打、31打点の成績だった。
DeNAはもっか2位だが、首位阪神とは9.5ゲームもの大差をつけられ、チーム打率.227はリーグ4位タイと打線も低空飛行。助っ人のオースティンも右膝のケガで6月から今季2度目の離脱中だ。
ビシエドは中日時代の2018年に178安打、打率.348で最多安打と首位打者のタイトルを獲得し、16~22年は広いナゴヤドームで7年連続2ケタ本塁打を放ったパワーもある。さらに日本に9年間在籍したことで日本人扱いとなり、外国人枠にとらわれないのもチーム編成を考えれば都合がいい。