巨人・岡本和真を襲う「無意識の恐怖」という後遺症…靭帯がブチン!と切れた音と痛みが耳と脳に残る

公開日: 更新日:

 チームが後半戦2連勝スタートを切る中、二軍では主砲がリハビリのペースを上げている。

 5月6日の阪神戦で左肘靱帯損傷の大けがをした岡本和真(29)が、26日に故障後初めて屋外でのフリー打撃を開始。計18スイングで右翼へ柵越えも放った。早ければ8月中旬の一軍復帰に向け、着実にステップアップしているようだ。

「首位を行く阪神も連勝スタートと調子を落とす気配がありません。10ゲーム差を追う巨人は、すでに今季の対阪神戦の負け越しが決まっており、他球団相手にも取りこぼしが許されない状況。そんなチームにとって“岡本復帰”以上の起爆剤はないでしょう。4番が戻ればチームの雰囲気はガラリと変わる可能性がある。ただ……」

 と、評論家の橋本清氏がこう続ける。

「私は現役時代、右肘靱帯を痛めた経験がありますが、トミー・ジョン手術を経たリハビリの過程で最も厄介だったのが、“無意識の恐怖心”でした。痛みはないのに、投球練習をしていると、コーチから『痛いのか?』『まだ30%くらいか?』と聞かれることが多かった。無意識にリリースの瞬間に力を弱めてしまうことが続いたのです。故障した際にはっきりと聞こえた、右肘の靱帯が切れる『ブチン!!』という音と痛みが耳と脳に残り、知らず知らずのうちに患部をかばうようになってしまった。投手と野手の違いはあれど、しばらくの間は岡本にもそんな後遺症が残らないとは限りません。フリー打撃と実際の投手が投げる球を打つのでは、当たり前ですが、ボールのスピードもキレも違う。150キロの球に対して、インパクトの瞬間に痛みや怖さが蘇るということがなければいいのですが……」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  2. 2

    佐々木麟太郎「スタンフォード大残留」ならどうなる? 選択次第では今秋ドラフトで争奪戦へ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「気持ち悪い」…クセバレに加え「直球の脆さ」「勝負弱さ」まで露呈

  4. 4

    ドジャース大谷の登板延期で“割を食う”佐々木朗希…中5日連発に指揮官「デメリットない」の欺瞞

  5. 5

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  1. 6

    中村晃は引退会見で「幼稚」と…長谷川勇也、松田宣浩、和田毅が呈していたソフトB若手への苦言

  2. 7

    日本ハム二軍施設なぜ移転? 鎌ヶ谷から恵庭へ…栗山英樹CBOの要求を呑んだ本当の理由

  3. 8

    ソフトバンク中村晃が現役引退へ…当面の仕事は「幼稚な二軍選手」の根性叩き直し

  4. 9

    巨人・松本剛の完全復調を手助けした“兄貴分コーチ”の名前 ナイター前の午前中に秘かに打ち込み特訓

  5. 10

    ソフトB関係者を“メロつかせた”佐々木麟太郎の褒め殺し…「ウチで決まりと思っちゃう」のノロケ声も

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ