ドラマ「同窓生」で“独女”熱演 板谷由夏が語る「自己分析」
4日放送の第9話では修羅場を迎える。ドラマ「同窓生」(木曜21時~、TBS系)に出演している女優の板谷由夏(39)。これまではきっぷのいい姉御肌の役柄が“専売特許”だったが、今回は妻子持ちの旧友と恋仲になる悩み多き39歳“独女”を演じる。アラフォーの人生観を巧みに描いた作品。本人がリアルな心境を独白してくれた。
■「私、えらく面倒くさいタイプのようです」
どっぷり恋愛ドラマは30代に入って初めてかも。キスシーンやベッドシーンも含め、迷いや戸惑いはありませんでした。
自分自身が40代を迎えるにあたって、いろいろなことをカスタムしていかなきゃなって。何かこう、自分に引っ付けてきた垢みたいなものをゴソッと落とす勇気も欲しい。そんな等身大の思いを抱える役に巡り合えたことに大きな意味を感じています。
皆さんも経験あると思うのですが、30代も後半になると物事の大概のことが予想できてしまう。なんとなく流れに乗れて、人間関係もうまく立ち回れたりする。でも、ちょっと待て、そんな人間じゃないぞって。自分の感情もコントロールしやすくなってきたでしょ、良かったね。いや、本当にそれでいいのか、と。心の中にめちゃくちゃ純粋な部分とめちゃくちゃねじれている部分、相反するものが共存しているというのが自己分析。私、えらく面倒くさいタイプのようです。