ドラマ「同窓生」で“独女”熱演 板谷由夏が語る「自己分析」

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■「相手の心の扉をノックしてみたい」

 人も欠点があるほうがいとおしい。欠点があって当たり前で、その欠点を隠したりしているとますますいとおしい。欠点を隠しながら、今何を感じていて、どう自分を表現しているのか。それらを相手のしぐさや表情や空気感から知りたい。ずうずうしいのも承知の上で、相手の心の扉をノックしてみたい。

 この知りたいという感情は「NEWS ZERO」で取材対象者のことをもっと知りたいと感じることと同じですね。

 番組に出させていただいて今年で7年目。途中、産休で1年間のお休みを挟みましたが、30代女性がありのままの視線で何を見るのかを知りたいとオファーを受け、お引き受けしました。当初は女優業とのバランスに戸惑いましたが、いつの頃か、一致し始めたんです。

 取材先での出会いはお芝居で絶対に生きる。出産の取材で産婦人科医に会い、翌年に産科医の役をやった時はつながったなあって。

 今後どんな女優になりたいか。流れに身を任せたいタイプなので、明確な目標はありません。ただ、この役を演じさせたいと思ってもらえるような、人から興味を持ってもらえる役者ではありたい。それができたら最高です。

▽いたや・ゆか 1975年、福岡県生まれ。94年から雑誌の専属モデルとして活動、映画「avec mon mari」(99年)で女優デビュー。モデルや女優業のほか、「NEWS ZERO」ではキャスターとして出演中。2児の母でもある。

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