「夜更けより静かな場所」岩井圭也著

公開日: 更新日:

「夜更けより静かな場所」岩井圭也著

 大学3年の遠藤吉乃は茂伯父さんがやっている古書店「深海」を訪れた。おすすめの小説はないかと尋ねたら、ロシアの作家、ソフィア・レプニコワの「真昼の子」を渡された。読んでみたらすごかった。

 翌日、「深海」に行って、伯父さんがすすめた本を全部買った。だがマイナーな作品なので読んだ本の感想を分かち合う人がいない。

 伯父さんが「読書会でも開いてみるか」と言う。深夜0時から2時まで! 10月上旬の土曜日の深夜、「深海」に行ってみたら、店内にいた人が振り向いた。同級生の真島くんだった。

 深夜の読書会に参加したことで運命が動きだす人びとを描く連作小説。

(幻冬舎 1980円)

【連載】今日の新刊

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渋野日向子の今季米ツアー獲得賞金「約6933万円」の衝撃…23試合でトップ10入りたった1回

  2. 2

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層

  3. 3

    今の渋野日向子にはゴルフを遮断し、クラブを持たない休息が必要です

  4. 4

    陰謀論もここまで? 美智子上皇后様をめぐりXで怪しい主張相次ぐ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  2. 7

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  3. 8

    Snow Manの強みは抜群のスタイルと、それでも“高みを目指す”チャレンジ精神

  4. 9

    小室眞子さん最新写真に「オーラがない」と驚き広がる…「皇族に見えない」と指摘するファンの残念

  5. 10

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か