「ギリギリまで…」がん闘病中の石田信之が命がけで舞台PR
「引退? これっぽちも考えたことないですね」
笑顔でこう話したのは、今月3日にがんの再発を公表した俳優の石田信之(64)。28日、自身が脚本・演出を務める舞台「遠き夏の日」の製作発表会見が開かれ、病状や現在の体調について語った。
一昨年の秋ごろから痛みを感じ始め、昨年2月に娘に連れられ病院に行くとがんが見つかり即入院。その翌月、自身のブログで「ステージ4」(末期)のがんであることを告白した。この日も「6時間くらい大腸を手術して、その後に肝臓と胃もやって……11カ月間で4回手術した。疲れますね。今年3月のPET検査の時点では何もなかったけど、今年6月26日のPETで再発が分かって、お医者さんから『好きなことをやってください』と言われた」と説明。
現在は3~6カ月の抗がん剤治療の休薬期間であることも明かし、「この舞台に懸けてます。倒れるギリギリのところまでやりたい」と命がけでPRしていた。