ブラマヨ小杉竜一も小学生時代に受けていた…芸能人が「いじめ体験」を告白する意義

公開日: 更新日:

 ブラックマヨネーズの小杉竜一(50)が、「Yahoo!ニュースオリジナル」のインタビューで、小学校の時に受けたいじめの体験を告白して話題になっている。

 小杉は、両親の離婚を機に小学校3年の時に転校した学校で、無視や仲間はずれ、ひとりでいるとモノが飛んでくるなどのいじめを経験。いじめは「そこまでひどくはなかったのかも知れない」とは言うものの、無口で内気な性格だったため、言い返すこともできず、親や先生にも相談できなかったという。

 しかし、小学校4年で再び転校したことを機に、「いじめられていた“陰キャ”な自分を変えなきゃと“陽キャスイッチ”を入れた」という。好きだった深夜ラジオを真似たトークなどを披露すると「小杉、おもしろいな」となり、さらに空手を習って自信をつけたことでいじめを克服したという。

 小杉は、自身の3人の子供たちには、こうした経験からお笑い芸人を目指すようになったことを話しているとして、「乗り越えるのは、僕もそうでしたけど、結局自分です」「ただ、僕のやってきたことだけが正解じゃないし、それは子供たちに当てはまらないかもしれない。少しでも何か感じてくれたり、自分のピンチや過渡期に生かしてくれないかなと思って、自分の考えとか生きてきたことを話すようにしていますね」と言う。

 小杉の例はそこまで深刻なものではないのかもしれないが、民放のバラエティー番組プロデューサーは、「やはりつらい体験をしていると、反骨精神があるので、アイドルや芸人、俳優問わず、芸能界で成功している人でいじめ経験者は少なくありません」と語る。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  3. 3

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 4

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  5. 5

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  1. 6

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘

  2. 7

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 8

    福山雅治の「不適切会合問題」で紅白に地殻変動が? “やらかし”がPerfume「トリor大トリ」誘発の可能性アリ

  4. 9

    Perfumeのっち、大学中退話が地上波TV解禁でファン安堵…「ネタに昇華できてうれしかった」の反応も

  5. 10

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  4. 4

    高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に

  5. 5

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  1. 6

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 7

    沢口靖子vs天海祐希「アラ還女優」対決…米倉涼子“失脚”でテレ朝が選ぶのは? 

  3. 8

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 9

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  5. 10

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち