危険を伝えるため?「ひるおび」に批判…なぜあの映像が流れてしまった? 台風中継のカメラワークが決まる仕組み
だって「街中が浸水してしまっている」ということを象徴的に表しているわけですからね。仮に服をたくし上げて脚を出している人がオッサンだったとしても同じようにカメラマンは撮影したのではないでしょうか。生中継という「せいぜい数分の間に、生でその場で起きていることを伝えるしかない状況」で、カメラマンとして選べる被写体は相当限られてるわけですし、瞬時に判断せざるを得ないわけですからね。「ズームしてる時間が長すぎる」というご批判もあるみたいですし、確かに少し長い気は私もしますけど、生での瞬時の判断としては非難すべきほどのことではないです。
それより良くないのは「放送されてしまってる被写体が、映されてるのを分かっていない状況に置かれていて、しかも映ることを拒むことが出来ない状況だ」ということです。水没してる街を歩いてたら、知らないうちに撮影されて全国にその姿を晒し、しかもネット上にそれが残り続けるというのは、どう考えても酷い話です。
最近のニュースの生中継は「どうにも避けようがない」というのが本質的な問題ではないでしょうか。機材も小さくなってるし、無人カメラや車の中からの中継では「いま撮られている」ということに気づくことすら不可能です。あともうひとつの本質的な問題は「あちこちでやたらめったら生中継してる」ということ。どのニュースも情報番組も、あまりに安直に生中継に頼りすぎです。


















