放送されないまま眠っている貴重映像が、テレビ局にはどれくらいありますか?
これ、けっこうありますよ。テレビ局にはだいたいアーカイブの保存や整理を担当する部署がありまして、専任の担当者が過去の映像素材の管理を担当していますが、だいたいどのテレビ局も「たくさんありすぎるアーカイブをどうやって保管するか」に頭を悩めていると思います。
今でこそ映像はデジタルデータですから、保管場所の広さはそんなに問題にならなくなってきましたが、かつてはテープでしたし、もっとその昔はフィルムでしたからね。それはすごい量のテープをどこに置いておくかが大問題でした。局内の倉庫だけではとても足りず、だいたい少し離れた場所の倉庫を借りてそこに置いてあるのが普通でしたね。
ニュースとかで緊急に昔の映像を使いたい…となってもバイクで遠くの倉庫から運ばなくちゃならなくて間に合わない! なんてこともしばしばありました。ちなみにテレ朝には昔「ニッカの酒樽の倉庫だった」というレンガ造りの建物があって、酒樽を転がしやすいように床が斜めになっていました。そこに古いテープを積み上げておいたら、斜めなので崩れて下のテープが潰れてしまっていたなんていうこともあったという話を先輩から聞いたことがあります。


















